年間435本目 (10月47本目)

1952年公開 邦画 40位(49位)

通算 邦画 7,623本  洋画 6,449本 合計 14,072本

 

明らかに、ハリウッド映画の「スター誕生」を

意識した内容であるが、当時のニューフェイスの

審査や研修所での新人役者の訓練などが見れるのが

貴重。

オーディションに、審査員として、豊田四郎、山本嘉次郎、

杉村春子、原節子までも出ていて

撮影風景に三船、池辺、三国までも出ているのも

珍しい。

 

千葉監督は、「スター誕生」だけでは終わらずに

成功と共に変わってしまう主人公、家族の虚栄心、

金にたかる叔父なので、周りに人間の腐敗も描くのが

生真面目。(それが楽しくはないが)