年間390本目 (10月5本目)
2018年公開 邦画 49位(113本中)
通算 邦画 7,154本 洋画 6,315本 合計 13,469本
生野監督と言えば、我々世代としてしては
TBSドラマの「男女七人」の大成功であり、
その大竹とさんまで調子に乗っての映画「いこかもどろか」で
映画の文法も分からんままにとった大失敗作で
「これだからTVデレクターはだめで映画はとれない」となってしまった経緯が
あるのですが、そんなうかれを反省してなのか段々と
映画の文法になれてきている。
本作は映画でも大成功を収めている筒美が脚本であるので
登場人物の女性の描き分けも見事であるそ生野の交友関係で
あるのか、ものすごい豪華な配役である
そんな豪華な配役を裁くのがTVドラマ的であり生野が得意としている部分であり
彼のTVでの良さを映画に展開出来ていますね。
1シーン長廻し(特に食卓)のシーンもTVデレクターならではのものであった。
また、筒美の脚本で様々の女性のタイプと出演役者も見事に演じていたのですが
、残念ながら佳作にはなっていない、
面白い設定であり出演者も見事に演じているのであるが、結局、うまくかけてうまく演じた
の域をできないので途上人物にいまいち感情移入が出来なかった。
「贅沢でおしい、佳作未満」の作品でした。