抱き倚れば幹より春の水木霊

 

小澤克己

 

 

 

 

ブナ林は保水力が高く森の貯水池と言われます

ブナが盛んに水分を吸上げる頃に、幹に耳を当てると水の流れる音がするとか

私には耳鳴りしか聞こえませんが・・・

心の純粋な人や詩人には聞こえるみたいですよ にやり

 

 

 

 

 

春寒の雨は止むかに見へしとて

 

桑垣信子

 

 

 

 

北陸地方では昨日春一番を観測したそうです

こちらでも暖かい日でしたが長い時間南風が吹いたわけでもなく、

本日の積雪はまだ107㎝

今日は気温が下がって積もりそうもない淡雪がふわふわと舞ったり日が射したり

 

写真はもう少し先の3月初旬の水田の畦が見え始めた頃 ウインクハールヨコイ音譜

 

 

 

 

 

切株のまだあたらしき雨水かな

 

能村登四郎

 

 

 

 

先日切った木の後ろにもう一本傾いた檜があるので、翌日ついでに切りました

今回はすんなりと倒れてくれました

日の当たらない枝は枯れるので、枝は見事に東側にしか生えていません

これで眺めが良くなったけど、北風も強くなるだろう

 

昔は家の建替えや夏の陽除け、冬の防風のために植えられた屋敷林

後の代のためを思い祖先が育んできた木を、こともなげに切り倒している子孫

築140年の家を解体したあとは、落葉や花粉で近隣に迷惑をかけてる杉も伐採する

家屋も墓所も樹木も整理し、いずれ農地も山にかえす

それが私の生まれてきた理由であり使命なのだと自分に納得させて 真顔キリッ

 

雪国でも冬眠しないで動き回っている動物がたくさんいます

このあたりで目にするのはウサギが一番多くて人家の周りにも出没しています

日中に出会うことは全くないので、雪上の足跡で生きているのを再確認させられます

他にはイノシシ、キツネ、タヌキ、アナグマ、テン、イタチ、リス、カモシカ、ニホンジカなどがいるはずです

最近の熊は冬眠しないようですが、熊と猿はまだ近辺にいません

 

 

 

これはよく見るウサギの足跡で進行方向を撮ってます

縦の二つが前足で横の二つが前足を飛び越して着地した後ろ足

 

 

 

 

これはタヌキだと思います(自信がない)

アナグマにも見えますが、アナグマは冬眠してるかな

イノシシも雪のない所へ移動したみたいで、このあたりでは痕跡を見ません

 

 

 

 

これは人間(私)の足跡

春の気配に誘われて何か食べるものはないかとパトロールしたけど、まだフキノトウさえ見当たらない

雪解けが進んで川の流れも徐々に力を増してきました

 

 

 

【今日の一句】 春の水

 

生まれては光りてゐたり春の水

 

掛井広通

 

雪から生まれた一滴が集まりきらめき流れていく

四月になれば跡形もなく消えてしまう雪

それは嬉しくもあり惜しくもあり

 

 

 

 

翡翠の瑠璃ひきとべる春の水

 

谷村祐治

 

カワセミが目の前を横切った一瞬をイメージして

 

 

メモ 16時の気温1.9℃、積雪深113㎝

 

昨日の雨で雪の上をかんじきなしで歩けるようになったので

今日は以前から気になっていた山の家の庭木を切りました

 

 

この木は杉の大木の横で真上に枝を伸ばせずに傾いています

芯が枯れているみたいで風が強い日はミシミシ音がして裂けそうでした

 

積雪は1.5mくらいで木の周りのツツジや椿は雪の中だから今がチャンス

 

下の空洞部分が裂けないように地上から2mくらいの所で慎重に切断

ところが、上の杉の枝に引っかかって切断部に乗っかったまま動かない

押しても叩いても倒れないのでバールでずらしながら下に落とした

それでもまだぶら下がっている

 

 

杉の陰になりながらも時には助けられてここまで生きてきたから、よっぽど離れるのが嫌なようだ

しかたがないので、また1mほど切ったら支えていた杉の枝が折れて、やっと倒れた

プロが見たら危ないことしてるなぁと呆れるかもだけど、ご先祖様のご加護もあったか無事に伐採完了

 

 

建材としては価値がないので薪にするしかないけど、ヒノキの爽やかな香りが心地よいので、何かに使えないか思案中です

 

 

 

 

【今日の一句】

 

待春や父に似てきし甲の皺

 

原田達夫

 

今日は一日雨

雪は雨を含んで139㎝までしぼんで重くなりました

どうやら今年の積雪記録はおとといの166㎝で打ち止めのようです

明日から少し暖かくなるようだから雪融けも進むでしょう

(雪どけは融けるか解けるいつも悩む)

 

今日の写真はまだまだ春が遠い2月の日本海です

 

 

 

春浅し怒濤の次にまた怒濤

森岡正作

 

 

 

 

 

裏日本と呼ばるる故郷春浅し

わたなべ漣

 

 

 

 

風折れの波の穂立ちも春隣

遠藤真砂明

 

皆さんのブログを訪れると季節の花「ロウバイ」があちこちで咲いていますが、

残念ながら私は実物を見たことがないのです

新潟でも海に近いあまり雪の降らない所とか屋根で覆われた植物園にはあるみたいですが、

花の時期に雪が積もるような地域では自生できないのかも

 

その代わりと言うわけではありませんが、早春に黄色い花をつける「マンサク」は山にも自生しています

 

 

そんなマンサク(金縷梅、万作、満作)の花を季語にした句を俳誌のサロンから選んでみました

変った形のマンサクの花の特徴を詠んだのをピックアップして

 

 

 

 

万作や雪野に錦糸卵かな

鎌田慶子

 

 

満作のシュレッダー掛けしやう開く

菊地光子 

 

 

咲き損じたるやうなりし満作は

佐藤喜孝

 

 

金縷梅や毛糸ほどきしさまなりし

古川千鶴

 

 

 

 

 

 

このほかに使われていた言葉

言葉遊びと言ったら俗っぽいですが、俳句を詠む人の感性は無限ですね

 

線香花火、リリヤンの紐、ピロピロ笛、歯抜け童子、梵字、縄文系、卍咲き、じゅげむじゅげむ、ちじれちじれ、しどろもどろ、てんやわんわ、よれよれ、くすくす笑ひ、試行錯誤、天衣無縫・・・などなど

 

 

今日の関東の雪は、つくば市13㎝、東京都区内と千葉市が5㎝だったとのこと

気温が低いから日陰では明日も残っているでしょうから通勤通学には気をつけてください

上越市では先日の寒波の記録を少し上回って、今冬の最深積雪記録163㎝になりました

明日もさらに更新かな

 

先日、ウインドウズの自動更新(KB5074109)があってからオフィスが動かなくなりました

ワードやエクセルはさておき、Outlookメールが使えないのには参りました

 

ネットを見てみると結構似たような症状がでているらしくて、改善方法はセーフティモード立上げとか更新プログラムのアンインストールとか書いてますが、緊急の補修パッチ(KB5078127)が配信されているとのことでしたのでその方法を選びました

 

それ探してもパソコンの中には無かったので、直接マイクロソフトのサイトからDLしてみました

結構大きな容量で再起動まで1時間くらいかかって、ヤレヤレ今度は大丈夫だろうとメールを立上げてみたら、また同じエラー表示が出てガッカリ

 

それでまたネット検索して「オフィスの修復」が有効だと書いてあったので試してみました

それは数分で終了して、今度は何事もなかったように全てのオフィスアプリが使えるようになりました

そんなバタバタした二日間でした

原因はよくわかりませんが元に戻ったからいいやってことで一件落着

皆様のパソコンはいかがでしょうか

 

これまでのオフィスはサポートが切れます(25/10)と前から注意喚起はありましたが、新バージョンに切り替えている人はまだ少数だと思います

そんなことから今回の不具合はオフィス365に誘導するMS社の陰謀ではないかと勘ぐるわけです

 

結局のところ、私みたいにめんどくさがり屋は新しいアプリの入ったパソコンに買換えるかとなりますんで

 

こちらの16時の気温は-0.9℃、積雪深は130㎝です

今日は降ってません

明日は道路事情が悪くなりそうなので投票を済ませてきました

明日は太平洋側でも降るみたいだから、皆さま車の運転とかお気をつけください

 

 

 

【今日の一句】

 

風花を掌に受け遠き日を憶ふ

 

泉田秋硯

 

 

太陽の出る場所が少しずつ移動してきて、

今朝は実に久しぶりに朝陽が部屋に差し込んできた

(今まで朝から晴れた日はほとんどなかったので)

まだ30分くらいの短い時間だけど、それでも太陽の光はありがたい

 

 

庭にはまだ雪が1.5mくらい

左側、手前からウメモドキ、カエデ、コシアブラ、ブナの頭が出ている

ウツギ、椿の幼木、ツツジ、ボケなどの低木は雪の中

右側、鉄筋と溶接金網はつる性バラのフェンス、木立バラは雪の中

さて、雪がとけて、どのくらい無傷でいるかな

 

 

 

今日はあちこちで道路の雪の山を排雪していた

雪を飛ばす場所がない住宅地はダンプカーで運び出すしかなくて

交通誘導員も含めれば1チーム10人は必要だろう

隣県ナンバーのダンプカーも入って大忙し

人手不足のご時世に皆さまありがとうございます

 

 

 

 

【今日の一句】

 

屋根の雪

しづりて凍みの

ゆるみけり

 

大山清

外は薄曇りで時折こまかい雪か霙か雨が不規則に降ったりやんだり

二月になったので少し春の気配のする句を探してみました

 

 

 

青空になりゆく早さ春隣

 

藤井啓子

 

1954~ 兵庫県出身の俳人 元高校教員

 

 

一月とは違う空の青さと雲の動きの速さに春の訪れを感じます

ハンノキの雄花も膨らみ始めました

 

 


 

山は静水は動春遠からじ

 

古賀しぐれ

 

1950~ 滋賀県出身、奈良在住の俳人

 

 

これは2月下旬の妙高連山と関川

厳冬期に比べれば川の流れは量も早さも増してきました

雪が締ってきて冷えた朝は雪の上を歩いてどこまでも行けます

 

 

 

 

 

手を翳

日の温もりや

冬果つる

 

OSUSINOSU

 

生年、居住地不詳(伊予国か)

日常の生活に根ざした寿司酢のような味のある句をアメブロにて連日掲載

 

 

これももう少し後の2月下旬

新潟県の下越地方、向こうに見える山は角田山

太陽は力強さを増してきて日に日に田面が広がっていきます

 

ようやく一月が終わりますね

割と暖かだった師走から一転、寒波と大雪にみまわれた1月でした

今日の積雪深は159㎝

これが今冬のmaxでしょう、たぶん

まだ屋根雪は下ろしていません(なんとかこのままいけるか)

風で屋根から張り出した部分だけ雪庇落としでカットしました

 

 

写真は2121年1月、屋根の雪下ろしをした時です

この年の1月は244㎝まで積もりました

妙高山は雲の中、青空は長野方面

 

 

これは昨日の山の家

山間地だから雪の量は上越市街地の5割増しで2m超え

この程度でつぶれはしないだろうけど、壊れても問題はないんです

残っているのは主要な柱と梁だけで、建具や壁・床・天井は既に薪になりました

ぺしゃんこになったら解体費がいらないからラッキー

なんて言ってたらご先祖様に怒られるか

 

 

このあと右側の作業小屋の雪を下ろして、機械で左側へ飛ばしました

雪が大好きな軽トラが笑ってる(これを見てもらいたかった)


 

これは数年前の2月下旬

やってもやらなくても溶けるのは一週間くらいしか違わないけど、

晴れた日はじっとしていられないんです

冬は野良仕事がなくて身体がナマってるし

 

今日は太陽を浴びたし気分は上々、ビタミンDも補充できたでしょう

 

 

【今日の一句】

 

雪を割る雪を割るほかは考へず

 

伊藤宇太子

(前回に続き)

いつもの「俳誌のサロン」から「雪」と「氷柱」を詠んだ三句紹介します

他にも素晴らしい句はたくさんありましたが、ネタ写真の関係から選ばせてもらいましたウシシ

 

 

霏々(ひひ)と書く

までもなく雪の

降る音を

 

中原道夫

 

1951~ 新潟県出身、多摩美術大卒、「沖」同人を経て「銀化」創刊、主宰

 

 

高田城址公園にある碑文「高田の四季」(冬)

(高田の四季は上越市民の愛唱歌で、春夏秋冬あります)

 

高田の冬はひ々として

繚乱香る六つの花

あゝこの地 我等が故郷

金谷山頭スキーにくれて

雁木に映ゆる町並あかり

 

 

 

雪やんで

街の灯が見え

星が見え

 

伊藤宇太子

 

(いとううたこ)1941〜 東京出身、「狩」同人、終刊に伴い「香雨」同人

 

日本のスキー発祥の地金谷山スキー場に立つレルヒ像

明治時代にオーストリアの軍人レルヒ少佐が日本にスキーを伝えました

 

 

 

氷柱(つらら)より

滴りさうに

空の青

 

長岡新一

 

1931~2019 「みぎわ短歌会」元編集委員長、短歌ほか俳句や詩も創作

 

高田城址公園に復元された三重櫓と管理棟のつらら

 

 

来る2月11日は上越市出身の日本画家小林古径の生誕日を記念して、城のライトアップやキャンドルナイトの催しが開かれます

城に近接する古径美術館が当日は無料で入館できるようなので観てきますニコ