拒食症になるまでの私の人生 #5 | 書きたいことを書きたいだけ

書きたいことを書きたいだけ

摂食障害、鬱とともに生きるうえで感じたこと、感じること
について独り言をつらつらと書いてます。

また自分の好きなこと・ものについても時々書いてます。







両親譲りの気の強さを
持ったまま、中学生に



思春期って人間関係が原因で
なにかと心に傷や
トラウマを抱きやすい
そんな年頃だと思います


女の子は噂話に花を咲かせ
男の子は悪い事を覚え


まだまだ幼いのに
背伸びをしたがる時



いじめも陰湿に進行してゆく時



ファッション雑誌を買ったり
恋の話をしたり
交換ノートなんかも
何人としていたことか



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当時私には好きな男の子がいました



スポーツが出来て
勉強が出来て
面白くて、優しくて
みんなから好かれていて



キラキラ
とてもキラキラしていました


そんな彼を
想っている子はたくさんいました
わたしもその中のひとり



「おはよう」
と挨拶をかわしたり
「ノート貸して」
と授業中にこっそり話たり


そんな短い会話ができるだけで


心があたたかくて
それだけで幸せでした


告白する勇気もないし


なにより「友達」
という距離感でいれる

これが一番嬉しかったんですよね




ある時友人の女の子に
「好きな人いる?」
と聞かれ、特に深くは考えず
誰にも言わないでね
なんていいながら
素直に彼の名前を言いました



次の日、違うクラスの女の子から
「頑張ってね!応援してる!」
と言われました




???




その場に、わたしに質問をしてきた
友人もいました

「ごめ~ん!言っちゃった!」
「でもさ、味方多い方がいいじゃん?」



まあ、1人くらいなら…
そう思い、びっくりはしたけど
受け入れました



けれども、次々に違う子から
励ましのような、応援のような
そんな言葉をかけられるようになり
さすがに忠告しました



しかし友人は
聞く耳を持ってはくれず

楽しそうに
本人にまで、楽しそうに



もちろん私と同様に彼も
クラスメイトのひとりとしてしか
私と接していなかったのに


そんな事を急にいわれたら
どうしてよいのやら
そうなりますよね



わたしはただ
友達でいたかったけれど
クラスメイトはおろか見知らぬ人
そんなような態度を彼にとられ



この頃から少しずつ
人が怖くなり
信じられなくなり
男性にも苦手意識を持ち始めました



わたしは友人に対して
憤りを覚えました



いつも、この子と私
他に2人を含めた4人で
行動を共にしていました


いつメンってやつですね



わたしは何気なく
もう2人の友人に
この出来事を話しました




「じゃあさ、○○のことはぶいちゃおうよ」



人としてしてはいけないことだと
最低なことだと
わかってはいたけれど


そう提案され
状況が状況な故に
正常な判断ができず



3:1



として学生生活を送るようになりました



言ってしまえば
マイナスなものがない生活は
楽しかったかな
と、あまり覚えてはいませんが
当時はそうだったかなと思います




一番始めに書きましたが


私、本当に性格が悪くて
今もですけど
もっともっとひねくれてて


人や、感情や
気に入らないものは全て否定して
好き勝手な人間でした



相手の立場になってみる



この気持ちがこの時少しでも
わたしの心にあれば