先日思いがけない場所で、
拒食症という言葉を耳にしました
「こいつ、昔拒食症でさ、
食べねぇんだよ」
「食べろっつってんのにさ、
まぁめんどくさかったよ」
あまりにも突然で
わたしに向けての言葉では
なかったのですが
その場に居続けたら
誰も悪くないのに
自分の感情が爆発してしまいそうで
思わず席をはずしました
必死に涙をこらえました
笑顔でいたい場だったから
何度も作り笑いの練習を
トイレの鏡の前でしました
そして一昨日
メンタルクリニックで
体調面のことを何気なく話したとき
半笑いのような呆れ笑いのような
そんな表情で
「それはね～、食べないからだよ」
と、言われました
率直に言ってしまえば
それが今の私にかける言葉かよ？
と思いました
知識だけあったって
患者の心に寄り添えないなんて
私の方こそ呆れすぎて
何も言えず
開いた口が塞がりませんでした
あ～そうか
「めんどくさい」
食に対して難がない彼らにとって
私のような人間はめんどくさいんだ
そりゃそうですよね
本能ですもん食欲ってね
でも、食べたくて、食べたくなくて
とっても、とっても、苦しいんです
摂食障害になって
悪い経験とは思いませんが
このときばかりは
ぎゅっ、っと心が痛くなりました
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クッキーを
「食べていいんだよ」
「大丈夫だよ」
ではなく
「美味しいね」
そう自分に語りかけられるように
いつかはなりたいものです
プロフィール画像を変えるように
心も変えられたら
いいのにな