先日、実家の母と2人で会って

ゆっくり話す機会がありました。

 

 

母は、私の弟家族と同居していて

今でも元気に

弟の子どもたちの世話をしています。

 

 

きょうだいの末っ子は3歳で

まだまだ手がかかります。

 

 

その3歳の子、Tくんは

母とドライブに行くのが大好きだそうです。

 

 

「ばあちゃん、行こ。

 ばあちゃん、行こ。」

 

 

と言うので、

 

 

母はTくんを乗せて

田んぼの中の道を

数分ほど走ります。

するとTくんご満悦だそう。

 

 

 

 

 

 

 

その母の車というのは

軽トラックなんです。

 

 

実家は農業をやっているので

軽トラはどうしても必要なのです。

 

 

車がなければどこにも行けないくらいの

田舎なので、

母の足はもっぱら軽トラです。

 

 

そんなTくん、

お父さん(私の弟)が軽トラで

ドライブしようとしても

嫌がるそうです。

 

 

ばあちゃんじゃないとダメだと。

 

 

母は

「なんで私でないといけんのかねぇ」

と不思議がっていました。

 

 

そういえば私が子どもの頃も

私はよく

母の軽トラの助手席に乗ったものでした。

 

 

会社に通う父が普通車を使っていたので

母は必然的に軽トラでした。

 

 

母の軽トラに乗っていると

なんともいえない心地よさがありました。

 

 

駅にいる私を迎えに来るときも

母は軽トラに乗って

さっそうと現れました。

 

 

私が女子高生になると

軽トラのお迎えが

さすがに恥ずかしかったけれど

 

 

乗ってしまえばそんなことも関係なし。

家までの心地よい道中に

身をゆだねていました。

 

 

そういえば、運転するのが父のときは

そんな心地よさは感じなかったな。

 

 

母いわく

自分は軽トラが大好きで

以前はよく

「この軽トラでどんな遠くにだって行ける」

と考えては、わくわくしていたと。

 

 

へぇ。そんなこと考えていたのか。

 

 

母は実は

運転が好きだったんだな

と思いました。

それも、軽トラの運転が。

 

 

母が普通車を運転するときもたまにありました。

でも、軽トラの助手席に乗ったときのような

心地よさはありませんでした。

 

 

母は普通車の運転に慣れていないので

その緊張が

隣にも伝わってきたからです。

 

 

 

私は気がつきました。

 

 

ああ、お母さん、わかったわ。

Tくんが、ばあちゃんの軽トラで

ドライブしたい理由が。

 

 

弟は忙しい中で父親として

Tくんの希望を叶えてやるために

ドライブするけど

 

 

ばあちゃん(私の母)は、

「軽トラの運転楽しい~。好き。」

と感じながら運転するよね。

 

 

そのエネルギーの違いを

Tくんは感じ取ってるんだよ。

 

 

ばあちゃんのドライブが

心地よいと感じて

Tくんは好きなんだろうね。

 

 

と話しました。

 

 

 

 

子どもはそういうエネルギーに

敏感ですものね。

 

 

 

 

「ああ、そういうことか。

 なるほどね~。」

 

 

母はちょっとうれしそうでした。

 

 

 

 

 

あまり得意ではない物事や仕事は

それが好きな人にお任せするのがいいと

よくいいますが

 

 

どんなエネルギーでそれをおこなうかは

あんなに

違いがあらわれるものなんだな~

 

 

昔、母の軽トラに揺られた

心地よさを思い出しながら

 

 

それをしみじみと実感したのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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