昔は、親から

勉強しろだのいい高校へ行けだの

いろいろ言われる時代でした。

私もその言われてきたひとりです。

 

 

私が中学生の頃だったか

あるときひょんなことで

 

 

母が

数学の超・超・基本的なことを知らない

ということがわかって

 

 

私が素直に驚いた出来事がありました。

私たちにあんなに勉強しろと言っている母が!と。

 

 

すると負けず嫌いな母は

 

 

「あんたたちのオムツを替えている間に

 忘れたわ!」

 

 

と言い放ちました。

 

 

笑。

 

 

まるで

「オムツを替えなかったら覚えてた」

と言いたげな発言。

 

 

私も心の中で対抗して

 

 

子育てをしてそこまで忘れる?

母は実は

勉強してなかったんじゃあるまいか?

 

 

と思い、

 

 

私は将来子育てしても

このレベルのことは絶対忘れない

 

 

と心に決めたものです。

 

 

時は流れて

私は実際に母親になり

 

 

母と同じ3人の子育てをして

 

 

そのレベルのことは…

 

 

 

 

忘れないでいることができました。

 

 

 

 

よしよしよしよしグッド!

 

 

 

 

 

 

子どもたちの勉強が

もっと難しくなると

今度は

どうせお母さんにはわからないからと

話題にも出さなくなりますから

そうなったらセーフ。何と闘っているのか…

 

 

ところが、です。

 

 

一番下の次男(中2)はそうもいかなくて。

 

 

どっか幼稚なところがあって

お母さんは全部できる人

と、

まだかすかに思っている精神年齢なんです。

中学生なのに笑い泣き

 

 

それで、

自分で疑問に思ったことや

どっかの勉強のサイトで見つけてきた疑問を

 

 

お母さんだったらわかると純粋に信じて

遠慮なく聞いてきます。

 

 

お母さんにももうわからないな~。

と言っているんですが、

 

 

私がわからないと知るたびに

次男が残念そうな顔をするので

 

 

とうとう言ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

「3人のオムツを替えてたら、忘れた。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちっ。母とおんなじかよ。

 

 

 

 

 

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でもねぇ。

次男の子育てがつらかったから

 

 

次男が何をしても

この成長がありがたい

と思ってしまうのです。

 

 

次男が朝、家を出て

登校していく後ろ姿を見ると

 

 

真面目に

拝みたくなるんです。ええ変人です

 

 

これまでの次男自身の頑張りと

願掛けしてきた神仏の応援と

 

 

そして、

あのときの私の頑張りに。

 

 

思いがこみあげてきて

頭が下がるのです。

 

 

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ところで

昨日のこの記事に

 

 

 

 

『神との対話』の対話の中の3つの智恵のひとつ

「しなければならないことは、なにもない」が

今の私にとても響いている

 

 

と書きました。

 

 

かつて

私が自分の体力と精神力を削りながら

次男を育てているときに

 

 

「しなければならないことは、なにもない」

と聞いたら、

 

 

私は猛烈に怒ったと思うんです。

 

 

私がしなかったら誰が次男を支えるのよっ!むかっ

って。

 

 

でも私は

 

 

「しなければならないから」次男を支えていたのではなくて

 

 

「したかったから」次男を支えていたのです。

 

 

 

 

 

 

当時の私は、

気づいていなかったけどね。

 

 

 

 

 

 

 

「したくてする」って

 

 

愛ですね。

 

 

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私が「オムツを…」と言ったので

次男が言いました。

 

 

 

 

 

お母さんは

親に払ってもらった学費で勉強したことを

忘れちゃったけど

 

 

お兄ちゃんとお姉ちゃんと俺で

3倍にしたからすごいね。

 

 

 

 

 

意味は

よくわからんけど

 

 

 

 

なんか

泣けることを言ってくれるじゃないか、次男!

笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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