高野山でもうひとつ

印象的な出来事があったので

今日はそのことを。

 

 

 

 

 

 

 

識子さんが高野山で体験したことが

書かれているこの本。

 

 

 

この本の

『高野山の聖地 奥の院』

という章の中に

 

 

「おばちゃんのエゴと私のエゴ」

という話があります。

 

 

早朝の御廟の前で

1時間以上大声で読経しているおばちゃんと

御廟の前で静かに瞑想したいと思った

識子さんの話。

 

 

その状況を見ていた空海さんが

識子さんに指摘して

識子さんが気づきをもらった話が

本には書かれています。

 

 

これを読んだときに

 

 

私が識子さんの立場だったとしても

 

 

「みんなの空海さんだから

 小声で読経するか読経の時間を短くするか

 してほしいと考えるわ。」

 

 

と思いました。

 

 

本の中では

空海さんの指摘によって

識子さんの気持ちはすっきり解決し

私もいちおう納得はできました。

 

 

しかし私には

ひとつ疑問が残りました。

 

 

一時は

おばちゃんの行動に抱いた嫌悪感。

 

 

その自分からわいた嫌悪感を

否定はしないにしても

どう扱ったらいいのか

 

 

ということでした。

 

 

空海さんは

どう扱うべきだと考えているのかな。

 

 

本には書かれていない

その疑問の答え。

 

 

私は高野山に行く前に

ときどきその疑問を思い出しては

考えたりしていました。

 

 

すると

高野山を訪れる日の直前に

 

 

私はふとその疑問を

 

 

自分の力で

すっきり解決することができたのでした。

 

 

疑問の答えは

メルマガに書いたのでここには書けませんが

2023/10/03号 

今月中の登録で読めます

 

 

私はその答えを持って

高野山を訪れ

嶽弁才天へ登山するときに

それを空海さんに話しました。

 

 

空海さんの返事が

私にわかればよかったのですが

そのときはわかりませんでした。

 

 

その後、ツインと一緒に

奥之院を参拝しました。

 

 

奥之院の燈籠堂では

ちょうどご祈祷が行われていたので

手を合わせてしばらく読経を聞き

 

 

ツインと一緒に

燈籠堂の裏にまわって

御廟へ行きました。

 

 

その場所はまさに、

本の中に書かれている

おばちゃんと識子さんの出来事が

起こった場所です。

 

 

ロウソクと線香をお供えして

手を合わせたときです。

 

 

どこからか

女性の読経が聞こえます。

 

 

すると、なんと

そこそこ大きな声で

ひとり読経をしているおばちゃんがいました

 

 

そんなはずはないと思いつつ

これは

識子さんの本に出てきたおばちゃんと

同一人物なのでは?

と考えたりしました。

 

 

一緒に来ていたツインは

御廟で手を合わせたあと

先に戻って駐車場で待ってるから

まひろはじっくり祈っておいでと言い残し

行ってしまいました。

 

 

私は座って

おばちゃんの読経を聞きながら

「まるで空海さんが私を

 同じ状況に

 引き合わせてくれたみたいだ」

と思いました。

 

 

だとしたら

 

 

おばちゃんのお経は

終わらないはずだ

 

 

と思ったら

 

 

やはりそうでした。

 

 

おばちゃんの読経は

きりがよさそうなところをむかえても

またすぐ新たに始まるエンドレスでした。

 

 

おばちゃんの読経の声の大きさが

大声ではなく「そこそこ」

だったせいもあるでしょうが

 

 

私がおばちゃんのその行動に対して

「嫌悪感のやり場に困る」

ことはありませんでした。

 

 

私の解決方法を使ったからです。

 

 

おばちゃんの読経に

自分の心を乱されることはなく

平穏な気持ちで過ごすことができました。

 

 

空海さんは

私が出した答えが

それであっていると

教えてくれたのかもしれない

と思いました。

 

 

ずいぶん時間が経ってから

私は御廟をあとにしました。

おばちゃんの読経はまだ続いていました。

 

 

でももうツインは

駐車場に到着しているかもしれません。

 

 

奥之院入口の

御廟橋を渡ったときのことでした。

 

 

そこからすぐのところにある

奥之院御供所の周辺を

 

 

私の視界が勝手にスクープして

「ツインはその集団の中にいる」

というインスピレーションが

はっきり来たのです。

 

 

これは自分でもびっくりしました。

 

 

間違いなくそこにいるという

謎の確信の通り

 

 

ツインは本当にそこにいました!!

御朱印をもらっていたようです。

 

 

おかげでツインと合流して

駐車場まで一緒に歩いて行きました。

 

 

ツインへ

「御廟に、読経をしているおばちゃんがいたね」

という話をしました。

 

 

ツインも識子さんの本を読んで

おばちゃんの話を知っているからです。

 

 

するとツインが言いました。

 

 

「え?そんな人、いたか?」

 

 

ツインは

御廟で読経をしていた人がいた

という記憶はないそうです。

 

 

 

 

 

うわっ、そういうことかーっ。

 

 

 

 

 

 

image

 

 

 

 

高野山を訪れる人の

ひとりひとりを

 

 

本当に丁寧に見て

 

 

ひとりひとりを

魔法のようなやり方で導いている

 

 

空海さんなのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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