高野山で

結縁灌頂(けちえんかんじょう)を受けてきました。

 

 

 

 

 

 

結縁灌頂とは

仏様から厚いご縁がいただける

一般人でも受けられる儀式です。

 

 

仏教に疎い私は

結縁灌頂のことは

識子さんの本で知っていましたが

 

 

 

 

 

自分が結縁灌頂を受けるなんて

考えたこともありませんでした。

 

 

ツインが

私のために予約してくれて

 

 

「さあ行って来るんだ」

と送り出してくれたのです。

 

 

「ええっ?あせる

 

 

私はすごくとまどいましたが

考えてみれば

大変ありがたいことなのです。

 

 

ツインは過去に高野山で

結縁灌頂を受けたことがあります。

高野山で行われるのは5月と10月。

今回行われた10月の期間は10/1~10/3。

受けられる機会は少ないのです。

 

 

 

image

 

 

 

こんな少ないチャンスで

私が受けられるというのも

見えない世界の

後押しがあったからかなと思いましたが

 

 

それにしても私は

とにかく心配でした。

 

 

私はこういう厳かな儀式で

ぼーっとしてしまって

たいてい何かやらかす人なんです。

 

 

めちゃくちゃ心配だ…。

 

 

だから、

識子さんの本もしっかり読んで

ツインにいろいろ聞いて

万全の心の準備をしてのぞみました。

それでも心配だったわ。

 

 

 

 

開始時刻の30分前に

チケットを持って並びましたが

すでに30人くらい並んでいました。

全員で100人以上はいたと思います。

 

 

チケットを切ってもらい

金堂に入ると

間仕切りされたスペースに

順番に正座をして座りました。

 

 

暗くて厳かな空間でしたが

心は落ち着くそんな場所でした。

 

 

みんなでお坊さんにならって

真言を唱えたり

印の結び方を教えてもらったり

お坊さんの話を聞いたりしたあと

次のスペースに移動しました。

 

 

そこでは足をくずして楽にしてくださいと言われ

しばらく待ちました。

金堂の中は暗く

真言の音声がずっと流れています。

 

 

私は空海さんのことを考えたり

天井を見たり

(せっかくだからよく見ておかなきゃ)

ウトウトしたり

(前夜は眠れなくてね)

頭を空っぽにしたりして過ごしました。

私にとってはとてもいい時間でした。

 

 

もっと待ってもいいくらいでしたが

順番がきました。

私の前後、10数人くらいが

列のまま次のスペースへ移動しました。

 

 

そこでは全員が

お坊さんの説明に従って

真言を唱え、印を結び

その手を自分の前の人の背中にあてました。

後ろの人の手も私の背中にあたっています。

 

 

そして

今から目隠しをしますと言われました。

 

 

目隠しをするのは

見えることによって生じる煩悩に

まどわされないためだそう。

 

 

お坊さんが私の後ろから静かに

目隠しをしてくれました。

 

 

目隠しの帯の幅が

思ったより広かったためか

着けてもらうととても心地よく

包んでもらったような

安心感がわいてきました。

 

 

もしも見えていたら

これから見る初めての景色で

脳がフル回転になっていたでしょうけど

目隠しのおかげで

どっぷり自分の世界に入りました。

 

 

前の人の背中に

自分の手がついている状態で

さらに後ろの人の手が

私についている状態で

列のまま

目隠ししたみんなで

ゆっくり前進しました。

 

 

前進がとまって

しばらくしたとき

前の人の背中につけていた私の手を

お坊さんが下から支えてくれました。

前の人と離れて

いよいよ順番が来るみたいです。

 

 

まもなくして

「指を間を少しあけてください」と言われ

花をはさんでもらいました。

 

 

おお!これか!

 

 

そこから

つま先があたるところまで

ゆっくり進んでくださいと言われたので

その通りにすると

 

 

今度は

「腕をまっすぐ伸ばしてください」

と言われました。

 

 

私はそれがよく聞こえなくて

「さあ、投げるぞ~」と意気込んでしまい

腕を縮めてしまいました。

 

 

「腕をまっすぐ伸ばしてください」

ともう一度言われてやっと理解して

あわてて腕を伸ばし

すみませんと心の中で謝りました。

 

 

「投げてください」と言われて

伸ばしきった私の手から

投げることができるはずもなく

 

 

花はぽとっと真下に落ちました。

 

 

すると

すぐさま目隠しが外されました。

 

 

私の前には曼荼羅図があって

大日如来の上に2つ花がありました。

 

 

え?2つ?

 

 

きょとんとしていると

隣の人も同時に投げたようでした。

 

 

私のお花は「こちらですよ」と

お坊さんが教えてくださり

大日如来様と結縁できましたと

告げてくださいました。

 

 

私の花も、隣の人の花も

大日如来の上に

ちょこん、ちょこんと並べてあったので

 

 

たとえお花が他のところに落ちたとしても

大日如来の上に落ちたことにするよう

移動させておられるのがよくわかりました。

 

 

私はこの頃にはすでに

異次元にいるみたいに

どこかぼーっとしていました。

 

 

その後、言われるまま進み、今度は

控えのスペースのようなところに

案内されました。

 

 

そこでは

お坊さんが隣の部屋をのぞきながら

待っている人に対して

「〇番にどうぞ」と言っていました。

 

 

隣の部屋ではブースがあって

空いたブースへ順番に

案内しているのがわかりました。

 

 

私のすぐ前の人が

「4番にどうぞ」と言われて

隣の部屋へ入って行きました。

 

 

いよいよ次は私。

 

 

私は何番だろう?

と思ったとき

 

 

「4番」

というインスピレーションがきました。

 

 

「そんなわけないでしょ?

 直前の人が4番なんだから

 他のブースが先に空くわ。」

と自分にツッコんだら

 

 

お坊さんが私に

 

 

「4番にどうぞ」

 

 

と言ったので

びっくりしました滝汗

 

 

本当に、4番だったわ。

 

 

この儀式の作用なのか

自分の感覚が冴えていることに

驚きました。

 

 

ブースはこじんまりとしていました。

4番に行くと

 

 

阿闍梨様が座っておられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ 観月まひろのメルマガ ■

王冠1まぐまぐ大賞2022 部門賞王冠1

 

今よりもうちょっと霊能力が上がったらなぁ

今よりもうちょっと幸せになりたいなぁ

そんなあなたへ

私が日ごろ実践していることや

見えない世界からキャッチしたことを

お伝えしています

 

メルマガ登録は、こちらからどうぞ