夏ですね。
虫が出てくる季節です。
私は超田舎で育ったので
虫は、怖くはないんです。
だけどいくら私が
家族の中で一番虫が大丈夫だからって
虫が出たら当たり前のように
私がやっつけ役になるって
どうにかならんかね？
特に次男(中１)は
虫が怖くてたまらないのです。
潔癖症で
ハンドソープと除菌シートが
欠かせない次男。
その潔癖症とは関係なく
次男は虫が怖いようです。
次男が
「虫が出た～！！」と叫ぶから
行ってみたら
蚊より小さい虫が
飛んでいるだけ
というようなことがしょっちゅうです。
それなのに次男は
本当におびえているのです。
相手は蚊よりも小さいのに
私くらいの身長になった
次男がおびえているのですから
もうもう、こっけいというか
情けないというか…。
昨日も、
シャワーを浴びようとした次男が
お風呂で
「虫が出たー！！」
と叫びました。
私はちょうどそのとき
ブログを書いていて
はぁ～
なんで虫が出たからって
いちいち私が駆けつけなきゃならないの？
と腹が立ちまして。
今までも誰からも駆けつけろとは言われてないが
「虫はほっといて
うまいことやれー！(←すごいてきとーだな)
お母さんも今
やってることがあるんだから」
と言ったんです。
でも次男にそんなこと
できるはずもなく
怖くてたまらないもんだから
すっとんで私のそばに来ました。
虫を捕まえに来てくれなかった私に
恨み節でも言うのかと思ったら
そうじゃなくて
次男は泣きそうになりながら
言いました。
「なんで虫は
オレを見て逃げないのかっ！」
とお怒りの様子。
私はブログのつづきに集中したかったので
あまり考えもせずに
つい適当に答えてしまいました。
〇〇(←次男の名前)が怖がるからでしょ。
虫に『なんだこいつ、弱えぇ～んじゃん』
って思われたんじゃない？
と。
そしたら次男が言いました。
「なんで虫には日本語が通じないんだ！」
え？
もしかして次男は
日本語で「オレは強いんだぞ」って
言おうと思ったかのか？
違うわ。違う違う。
言葉じゃなくて波動で伝わってんだよ。
何も言わなくても
もう雰囲気で伝わってるんだよ。
もしもね
お母さんが捕まえに行ったら
虫は「こりゃやられる」って
危険を感じ取ってすぐ逃げるわ。
私はそう言ったあと
適当に言ったのに
我ながらおもしろい話したな
と思いました。
すると次男が
たしかに！
という顔をしました。
お母さんが虫を捕まえるとき
ほんまそうだな、という顔
すると
次男の波動がパッと変わりました。
そして言いました。
よし、オレは今から虫のところへ
除菌シートを持って行ってくる！！
そこは除菌シートなんだね(笑)
しばらくして
次男が帰って来ました。
次男が誇らしげな顔をして
言いました。
虫、いなかったよ。
オレに捕まえられると思って
逃げたんだね！！
お…、おぅ！よかったね！
駆けつけるのがめんどくさくて
答えた内容が
意外にもこんな展開になって
ありがたや～
と思いました。
これは
相手が人間の場合でも
よくありますよね？
上司が怖い、あのおばさん怖い、夫怖い…etc.
怖い人を目の前にしたとき
こちらがひるみたくないと思っていても
先に波動で負けてしまって
みずから
「こいつ弱えぇ～じゃん？」
と思われるような波動を
自分でビシバシ出してしまい
それによって相手を
ますます強く(怖く)してしまっていることが。
あなたが今後、
もしもそういう場面に遭遇したら
そう、そのときは
除菌シートを手に
堂々と向かい合ってくださいな(笑)
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