神武天皇御陵の次に、
大神神社(奈良県)へ向かいました。
最初に、
大神神社の摂社である
桧原(ひはら)神社を訪れました。
この桧原神社にも、
天照大神につながる道があるに違いないと
私は思ったからでした。
天照大神はもともと
宮中で祀られていました。
崇神天皇の時代に、
豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)
と一緒に宮中を出て
伊勢神宮に祀られるまで、
各地を転々としたそうです。
天照大神が、
豊鍬入姫命と宮中を出て、
初めて祀られた場所として伝わっているのが
ここ桧原神社。
その伝承が正しければ、
豊鍬入姫命がここに、
天照大神につながる道を
作っているはずです。
そういうわけで、
今回の関西の旅の中で
私が砥取三輪神社の次に
興味があるのが
ここ、桧原神社でした。
ところが私は
すでに参拝の旅の３日目。
自分の霊的エネルギーが
だいぶ尽きてきているのが
わかっていて、
桧原神社で
ちゃんと感じ取れるかなと
心配でした。
到着しました。
正面にまわって
境内に入りました。
いよいよです。
気持ちが引き締まりました。
たまたま私が参拝する間、
参拝客は誰も来ませんでした。
感じ取れなくてもいいから、
誠心誠意、話をしようと思いました。
三ツ鳥居の前で
丁寧に自己紹介をしたあと、
祝詞をとなえました。
三ツ鳥居の上の空に
意識を向けて
手を合わせ目を閉じ、
天照大神をお呼びしてみました。
すると、閉じている目の前が
ぱぁ～っと明るくなりました。
「うわっ！来られたんだ！」
そう思ったので、
目を閉じたまま、
天照大神にお伝えしたいことを
心の中で話しました。
２日前に、
砥取三輪神社で
天照大神をお呼びしたのに
アドバイスをもらっていなかったことに
気づいて、
次の日、皇大神社で天照大神に
「アドバイスをください」と話すと、
その後、本当に
わかりやすくアドバイスをもらって
感激したこと。
アドバイス、ちゃんとわかりました
ありがとうございました
頑張ります
と伝えました。
そして目を開けると、
そこに広がっているのは
特別なことはなにもない
普通の景色でした。
天照大神が来られているのかどうかは
肉眼で見ると
私にはさっぱりわかりません。
あまりの天気のよさでしょうか。
葉っぱの隙間が
ものすごくキラキラと光っていました。
ふと見ると、宮中から出て
天照大神をお祀りしたという
豊鍬入姫命のお宮がありました。
天照大神とつながり、
天照大神をお祀りすることに
人生をかけてきた方です。
豊鍬入姫命には、
尊敬の気持ちを抱いていた私でした。
豊鍬入姫命にお願いしてみました。
「私が、天照大神が来られたのが
はっきりわかるようになるよう
応援してください。」と。
天照大神が
すでにお帰りになられているのは
雰囲気で
なんとなくわかっていた私でしたが、
もう一度、
さっき見つめていた空を見て、
「私にははっきりわからないのです。」
とぼやいたときでした。
「よく見よ！」
ビシッと言葉が
私の中に入ってきました。
私は、ハッとしました。
さっきキラキラと光っていた葉っぱの間が
今はキラキラしていないのです。
うわっ！ほんとだ！！
全然違う！！
私にも、わかった！
とびっくりしました。
同時に、私は
「わからない、わからない、
私にはどうせわからない」
と言って、
自分が自分に、
「わからない」暗示をかけていたことに
気がつき、
豊鍬入姫命に、
その点を厳しく指摘されているのだと
知りました。
ほんの一瞬の出来事でした。
さすが
天照大神とつながる能力を持った
豊鍬入姫命。
ますます
「すげ～！」
と尊敬しました。
最後に、豊鍬入姫命へ
「これからも私を指導してください。」
とお願いしました。
聞いてもらえたかなぁ。
そのあと、
社務所へ行き、
豊鍬入姫命の言葉がもらえるかも
と考え、
おみくじを引きたいと言うと、
「ここのおみくじは大神神社と同じですよ。
大神神社で引かれては？」
と言われました。
「え…、じゃあ、そうします…。」
と思わず答えた私でした。
なんだかモヤモヤして、
もう一度、三ツ鳥居の前に立っていると、
ゴーーーーッ！！
と空から大きな音がしました。
見上げると、飛行機が飛んでいました。
写真だと小さいですけど、
実際はとてもでっかく見えました。
しかもこの飛行機の後ろの部分、
めちゃ光っているのです。
拡大してみました
ね？
飛行機の機体に
太陽の光が反射して光って見える
ちょうどそのポジションに、
私がいたのでしょう。
太陽といえば、天照大神。
私は、奇跡の瞬間を、
見せてもらったのですね。
次に写した写真では、
もう飛行機は
光っていませんでした。
わかるかな？↓
なんだか、
私のお尻に火をつけられて、
「ゆけっ！」
と言われたような気がします(笑)。
私は、その桧原神社を出て、
三輪山の山辺の道を
約20分歩いた先にある、
大神神社に向かいました。
すると
途中で驚くことが
あったのです。
つづく。
