我が家の娘は高校２年生。
卒業後の夢に向かって
今、勉強を頑張っています。
少し前に、
模試の成績が悪かったことが
きっかけになって、
娘はしばらく
スランプに入っていました。
でもようやく
一昨日の模試で力を発揮でき、
自己採点結果もよかったので
「これで抜けられるような気がする」
と明るい顔で言っていました。
その次の日
昨日の朝のことです。
娘が起きてきて
私に言いました。
「あのさぁ、昨日からずっと
頭の中で響いてる曲があるんだよね。」
それは、先日行われたばかりの
フィギュアスケート四大陸選手権
鍵山優真選手の演技曲の一部
らしいのです。
「チャカ、チャカ…、チャカ、チャカ、チャカ…
のところ。」
うん、母は、まったく、わからない…
でもね。
「(霊的に)…あやしいわ…。」
と思いました。
すでによく知っている選手だったり、
テレビで何度も流れたりした、
たとえば羽生選手の演技曲とかいうのなら、
わかります。でも、
知ったばかりの鍵山選手、
しかもテレビで１回聞いただけの曲で
そこまで脳内でリフレインが起こるって
ねぇ…。
私は娘に、
「その曲名を調べてごらん。」
と言いました。
スマホを見ながら娘が答えました。
「映画『タッカー』より
としか書いてないよ。」
「もうちょっと詳しく説明してるの、ない？」
霊的に意味があるのだったら、あるはず。
「んん…。」
「あ、あった！」
曲説明、ココ↑↑
映画『タッカー』より
自由、そして夢を見ることの大切さと
権力に立ち向かっていく男の姿を表現した曲
だって。
「おおー。」と思いました。
そういえば娘はスランプの間、
先生から聞いた
「上には上がいる。油断するな。」
という言葉を、
何回も自分に言い聞かせるように
口に出していました。
「こんなんじゃ、まだだめ。」って。
先生が、やる気を出させるために
生徒みんなに向けて言った言葉を、
娘は悪い意味で
真に受けてしまっていたのです。
娘は
自分の「夢」と自分への「自信」を
どんどん見失っていったのでした。
こういう、融通がきかず、くそ真面目なところが
私ソックリ。
そんなことを考えたら、
自由、そして夢を見ることの大切さと
権力に立ち向かっていく男の姿を表現した曲
という、
鍵山選手の曲は、娘に、
たとえ権力に立ち向かってでも
自由と夢を見ることの大切さを
決して忘れるな！
と言っているではありませんか。
あなたの
自由や夢や自信は、
外から何か言われたくらいで
へこたれるような弱いものじゃなく、
誰がなんと言ってもくたばらないような
強いものにしておかないとね。
と。
私から娘には
「あんたは、夢を見ているときに
力がわくタイプだからね。」
とだけ言いました。
自分でわかるのが一番いいからね。
娘は「え、そう？ああ、そうかも。」
と言っていました。
この気づきは、
母親の私にとっても
(娘にとって)そこだったのか～！
という重要な気づきでした。
今後、娘がスランプに入ったとき、
ひそかに灯って導く
明かりになってやれそうです。
それにこのことは、
娘だけでなく私自身にも
あてはまるなぁと思いました。
あなたの
自由や夢や自信は、
外から何か言われたくらいで
へこたれるような弱いものじゃなく、
誰がなんと言ってもくたばらないような
強いものにしておかないとね。
スランプを抜けて
新たに出発する娘に向け、
ある朝、
見えない世界から送られてきた
力強いメッセージでした。
