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先日、赤間神宮へ参拝しました。

 

 

源平最後の合戦である

壇ノ浦の戦いにおいて、

わずか8歳で亡くなった

 

 

安徳天皇が祀られています。

 

 

 

 

 

 

 

壇ノ浦の戦いというと、

私にとっては、

 

 

単なる歴史上の一つの出来事

とはいえない理由がありました。

 

 

その理由とは…。

 

 

 

 

 

壇ノ浦から、

うんとうんと離れたところに

私の実家があります。

 

 

その私の実家で、昔、よくないことが

立て続けに起こったそうです。

 

 

これはおかしいということで、

霊能力のある人にみてもらったそうです。

 

 

すると、霊能者は

「おたくの山に、平家の落ち武者の墓がある。

 それを供養しなさい。」

と言ったそうです。

 

 

あたりは山ばっかりで、

ご近所の全世帯が

山に土地を持っているような田舎です。

 

 

いったいうちの山のどこに

そんなものが?

 

 

ところが、霊能者が言った場所には

 

 

本当に、

 

 

小さな小さな五輪塔が

ひっそり存在していたそうです。

 

 

 

Wikipediaより「五輪塔」↓

 

 

 

土の上に置かれた

わずか十数センチの五輪塔。

その下には、

 

 

落ち武者の

兜(かぶと)が埋まっているとか。

 

 

兜をかぶるくらいの

身分のある武士だったのでしょう。

 

 

そう、

五輪塔は、壇ノ浦の戦いのあと、

落ち延びてきた武士のお墓だったのです。

 

 

たまたまそのお墓が、

うちの土地にあったため、

 

 

霊能者によると、

供養するべきなのは私達だそうで、

 

 

年に2回、実家では、

先祖の墓と同様、

その落ち武者の墓参りも行うようになりました。

 

 

すると、実家のよくないことは

不思議となくなっていったそうです。

 

 

子どもの頃、私も何度か、

父母と共に、

山の中の道なき道を進み、

 

 

やっとたどり着いた落ち武者の墓の前で

手を合わせたものでした。

 

 

壇之浦から実家までは

戦をした人が歩けるような

距離ではありません。

子ども心に、胸が痛みました。

 

 

さて、大人になった私は、

 

 

思いついたんです。

 

 

実家の落ち武者のことを

安徳天皇に話してみようと。

 

 

神様になられている安徳天皇。

 

 

 

 

 

 

「安徳天皇の平家軍で戦っていた

 落ち武者さんが、

 

 

 今だに苦しんだり迷っていたら

 なんとか助けてあげてください。」と

 

 

以前私は、赤間神宮で

お願いしたのでした。

 

 

それで、安心していました。

 

 

なのに今回、

赤間神宮を参拝する前になって



なぜか、またそのことが

気になり始めました。

 

 

そういえば前回、なんだか

うまく説明できていない気が

してきたのです。

 

 

今回、実家の住所などもちゃんと説明して

もう一度、お願いすることにしました。

 

 

赤間神宮の水天門の隣には、

安徳天皇のお墓である

安徳天皇阿弥陀寺陵

があります。

 

 

 

 

 

 

もともと、赤間神宮は

阿弥陀寺というお寺だったそうです。

 

 

私は、安徳天皇に手を合わせ、

前回説明不足だったお詫びをし、

もう一度、落ち武者さんのことを話し、

 

 

「どうか、迎えに行ってあげてください」

とお願いしました。

 

 

思わずそう言ったものの、

 

 

「迎えに行くって表現が正しいのか

そもそも、それって可能なのか?」

 

 

私にはわかりませんでした。

 

 

さらに、

 

 

「落ち武者さんが、

 行くべきところに行けていたなら、

 私にわかるように教えてください。」

 

 

と言いかけて、今度は、

 

 

こんなこと言うと、神様を

信じていないことになって失礼かな?

という考えがよぎり、

 

 

「失礼だったらいけないので

 それはやっぱりいいです。」

と言った私でした。

 

 

ま、でも、

 

 

伝えるべきことは

ちゃんと伝わったような気がして、

 

 

安徳天皇に話したあとは、

すがすがしい気持ちになりました。

 

 

参拝後に、縁起物の

おみくじを引くことにしました。

 

 

おみくじには、

このような縁起物が入っています、と、

紹介する写真がありました。

 

 

熊手、亀、当たり矢、福銭、かえる、etc.

 

 

すると、

 

 

なぜでしょう。

 

 

「かえる」が

私の目に飛び込んできました。

 

 

縁起物の中でも、運気的には

一番心細い印象の「かえる」。

 

 

でも、それを承知で、

 

 

よしっ、私、「かえる」、引く!

 

 

と、一緒にいたツインに

謎の宣言をして、

私はおみくじを引きました。

 

 

そして、出てきた縁起物は、

 

 

 

 

 

 

本当に、

 

かえるでした。

 

 

 

その夜です。私は夢を見ました。

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 


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