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前回記事のつづきです。
 

 
家族全員5人、静かに座ると
ほら貝の音が鳴り響き、
護摩が本格的に始まりました。
 
 
公式HPより↑
 
 
ほんの少し時間がたつと
 
 
家族の「帰りたいオーラ」が
私にビシビシ伝わってきました。
 
 
無理もありません。
 
 
夫は、もともと筋金入りのスピ嫌い。
結婚以来ずっと、私がスピ好きを
完全封印してきたのもそのため。
 
 
長男(大学生)と娘(高校生)も
スピに理解はあるけど、
宗教的な雰囲気は苦手。
 
 
神社仏閣好きの次男(小4)だけが
頼りなのに、
初めて見る護摩行の迫力に
次男も完全に押され気味。
 
 
しかも、気がつくと
 
 
私が座ったところからは
護摩の炎も僧侶の方も
見えないのでした。
 
 
「どうしよう…。
 家族みんなで、もう退くべきかな…。
 
 
 仕方ないな。
 
 
 始まったばかりだけど
 出よう。」
 
 
そう決心して、家族よりも
少し前方に座っていた私は
 
 
座ったまま
ずるずるとあとずさりしました。
 
 
するとあとずさりしている途中、
ある場所で、
 
 
不動明王の像がバッチリみえました。
 
 
護摩の炎の先の高いところに
座っていらっしゃる不動明王。
 
 
真っ黒なのに、目だけが金色に
光っていて(霊的ではなく現実に)
 
 
それにひきつけられて
そのまま見つめてしまいました。
 
 
結局、見つめることがやめられず
ずっとそこに居続けました。
 
 
さっきまで考えていた
家族のこととか「もう出なきゃ」とか
 
 
そんな思考は、
完全にどっかにいってしまい
 
 
私は不動明王と、ずっと
目を合わせていました。
 
 
不動明王も私を見ていました。
(これはたぶん、同時にみんなを見ている)
 
 
ずっと見ていると
 
 
不動明王がそこに
肉体を持って、本当に
 
 
 
居る
 
 
 
という感覚になりました。
 
 
すぐそこに。
 
 
だから、
ちゃんと伝わる
ちゃんと届く
 
 
何の疑いもなく
あたりまえにそう思っていました。
 
 
 
私は、心の中で
いろんな話をしました。
 
 
私の自己紹介と
家族で来ていること、
私と私のブログのこと、
長男の交通安全のお願い、
などを。
 
 
不動明王は、目をそらすことなく
じっと私を見て
じっと聞いてくれました。
 
 
しばらくして
不動明王から
 
 
夫はもう大丈夫だ
心配しなくてよい
 
 
という意味のかたまりが
ふっと私の中に入ってきました。
 
 
そのときは
「え?どういうこと?」
と思いました。
 
 
かつて私はたしかに、
夫のスピ嫌いのせいで
私が自分を生きられないと
深刻に悩んでいました。
 
 
でも今、私は自由になったので
悩んでいないし、


そのことについては、
話していないはず。
 
 
だから
なんのことだろう?
と思ったのです。
 
 
そのうち、
その意味のかたまりのことは
忘れてしまいました。
 
 
護摩祈祷が終盤にさしかかると
アナウンスがあり
座っていた人達がいっせいに立って
 
 
護摩の炎を先頭に、たくさんの人が
右手の方に並び始めました。
 
 
このことについては
ブロ友さんから情報をもらっていました。
 
 
「お母さんは行ってくるからね!」
と、家族に言い
 
 
次男を誘っても来ないので
私ひとり、列に並びました。
 
 
僧侶の方が、順番に
ひとりひとりの手荷物を受け取っては
護摩の炎にかざしてくださいます。
 
 
順番がきて、私のバックも
かざしてもらいました。
 
 
考えたら
どんな効果があるのか
よくわかってなかった私。
 
 
でも、不動明王と護摩の炎のそばまで
行くことができて
それだけでじゅうぶん満足でした。
 
 
さて、家族のもとへ戻ろうと
もと居た場所の方を見ると
 
 
たくさん、人がいる中で、
 
 
長男が
光っているんです。
 
 
長男だけが
白っぽいほわっとした光で
光っているんです。
 
 
「なんなんだ?
  しかも、なんで長男?」
 
 
謎でした。
 
 
…が、
 
 
あとでわかりました。
 
 
「長男の交通安全の願いを
 ひきうけた」
 
 
でした。
 
 
もう…、このおかげで
私がどれだけ安心できたか…。
 
 
不動明王の心配りに驚き、
ありがたくて
ひそかに手を合わせました。
 
 
 
 
さて、私が
もと居た場所に戻ると
 
 
私を待っていた子ども達3人は
母の謎の行動に
ちょっととまどっているようでした。
 
 
エヘへ。イイジャナイノ…。
 
 
 
 
ふと見ると、夫がいません。
 
 
「お父さんは?」
 
 
と聞くと、娘が言いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「列に並びに行った。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
爆笑。音譜
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しばらくすると、
夫がごきげんで
帰ってきました。
 
 
「我ながら、いい決断だった」
という表情でした。
 
 
こんなことが、
 
 
 
 
 
 
あるんだねー。
笑い泣きあせるあせる(嬉し泣き)
 
 
 
 
 
 
 
そのとき、やっと、
不動明王からの
 
 
夫はもう大丈夫だ
心配しなくてよい

 

 
がわかりました。
 
 
 
 
不動明王の言うとおりなら
 
 
私は今後、
夫とスピリチュアルのことで
悩んだり苦しんだりすることは
ないということです。
 
 
長い長い苦しみと葛藤の年月が
この日、もしかしたら、
終結を迎えたのかもしれません。
 
 
未来に絶望したあの時。
未来に期待をしなくなったあの日。
 
 
こういうところで、家族そろって、
護摩を受けられる日が来るなんて
 
 
天と地がひっくり返っても
ありえない
と思っていました。
 
 
でも、その日は
 
 
やって来ました。
 
 
 
 
「大丈夫、かならず幸せになれるから。」

 


私は、あの日の私に言いたいです。

 
 
 
もしもあなたが、今、
苦しい時をすごしているなら、


私は同じことを、
魂込めて、あなたに言いたいです。
 

「大丈夫、かならず幸せになれるから。」

 

 
 
 
 
 
つづく。
 


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