深川不動堂に行く前から
すでにいろんな不思議なことが
起こっていました。
数ヶ月前のこと、
次男(小４)の不動明王ずきを
私がブログに書いたとき
読者の方から
「深川不動尊のおねがい不動尊を
次男くんに、ぜひ見せてあげて」
国内最大級の木像不動明王
「おねがい不動尊」↓公式HPより
と言われました。
それも
複数の方から言われたので
これは不思議だなと思いました。
それにしても遠い東京。
今度、家族で
東京旅行をすることがあったら
日程的に無理しても
これは、行くしかない
と思いました。
(家族の反応が心配ではあるが…。)
そしてそれはあっさりと実現しました。
今回の連休、東京旅行２日目です。
この日は、
東京に住む長男(大学生)も一緒に、
家族５人で行動することになっていました。
ところが長男が、
待ち合わせの場所に
30分も遅れて来たのです。
理由は、家からの所要時間を
勘違いしていたことと、
遅れたとわかってあわてていたから
１つ前の駅で降りてしまったことでした。
え？
あの長男が、
ありえないミス。
しかもダブルで。
(↑あとから考えると、このことはやっぱり不自然)
さて、５人はお昼ごはんを食べたあと
深川不動堂へ。
最寄の駅を降りて、向かいました。
みんな初めてです。
徒歩２分と書いてあったのに
５分歩いても、着かない。
おかしいなあ…。
私が手にしていたスマホのマップ。
よく見てみたら、
手段が「徒歩」ではなく
「車」になっているではありませんか。
あー、だから
駐車場のある裏の入り口に
誘導されているのねー。
みんなの雰囲気が
「しっかりしてよ、お母さんっ！
」
になりました。
初参拝で、裏側に導かれるって
歓迎されてないってことかしら…
そんなことが私の頭をよぎりました。
それでも、気分は下げない
そのときです。
長男が上空を指差して言いました。
「これだよっ！
これが、
オレが部活の車で走ってる道路！」
なんと、上空には
とどーんとでっかい道路が
はしっています。
首都高速です。
深川不動堂の裏側の上空に
首都高速の道路があったのですね。
長男は、免許とりたてのほやほやなのに
部活の道具運びでときどき運転するんです
思わず、
道路に向かって真剣に祈りました。
ええ、道路に。
「どうか長男が安全に運転できますように」
そして、気づきました。
あっ！お願いするなら、
今から行く
深川不動堂じゃんか！と(笑)。←アホ
深川不動堂には、
たくさんの仏様がいらっしゃったので
長男の交通安全を、
それはしっかりとお願いしました。
あとからね、わかったのです。
もしも、裏側に行かなかったら
首都高速を見つけることもなく
深川不動堂で、
長男の交通安全を祈願する
発想がなかっただろうなって。
ところが
深川不動堂のすぐそばを通る道路での
安全走行のお願いなら
長男を護ってもらえるはず。
お願いしないわけはありません。
長男の安全を願いなさい。
そういう意図があって
私達は裏側にまわることになったのか！
気づいたときには
ありがたくて
手をあわせたい
気持ちになった母でした。
連休に東京旅行へ行きます
とブログに書いたとき
今度は、読者の方々から
「深川不動堂なら護摩をぜひ体験して。」
護摩祈祷↓公式HPより
と言われていました。
「ぜひそうしたい！ 」
と思いましたが
家族の興味のなさを考えると
訪れたときに、
たまたま行われている
そのことに賭けるしかない！
と思いました。
そしてね、なんと
それも叶いました。
でもこれは、
あぶなかった。
家族で、本堂を
ひととおり参拝して
もう帰ろうというときに
ちょうど、ほんとにちょうど、
護摩が始まったのです。
だからこそ家族も「なに？なに？」と
静かに座ってくれましたが、
護摩がもうちょっと遅かったら
「もう、いいじゃん、行こう。」と
護摩を見ることもなく
帰ることになっていたと思います。
なんとありがたいことでしょう。
考えてみると、
長男が朝、遅刻してきたのも
私達がうっかり遠回りして、
深川不動堂の裏側から入ったのも
まるで、護摩の開始時間に
ちょうどピッタリ、タイミングを
あわせるためだったみたいでした。
そう考えると
本当に泣けてね。
このブログを読んでくださる方。
私に教えてくれた読者の方々。
深川不動堂の仏様。
いいところでうっかりだった長男。
いつもだけど
今回も絶妙なおとぼけぶりな私。
みんなで
この出来事を起こしたんですよね。
それこそ、奇跡。
みなさん、ほんとうに、ありがとう。
お礼の気持ちをこめて
深川不動堂での出来事、
次回に続きます。
