金曜日にあった久保山菜摘チャリティーコンサートのお話です
まずは、久保山菜摘さんのチャリティーコンサートの説明をしますね
菜摘さんが5年生の時の平和学習で「世界中には苦しんでる人が沢山いる」ということを知り、自分に何が出来るかを考えて、ピアノでなら何か出来ると思い、6年生よりチャリティーコンサートを毎年開催し、今年で19年目を迎えました
1部は菜摘さんがピアノを弾いたのですが、ベートーヴェンの「悲愴」を弾く時に、まずサプライズでしたよ
1楽章と3楽章は菜摘さん、なんと2楽章はゲストの西川梧平さんという珍しいバージョンの演奏でした
2人のピアニストがソナタを分割して弾くなんて、普通はありませんので、貴重な演奏を聴けました
そして、2部はまるまる梧平さんのトークコンサートです
梧平さんはあり得ない経験を沢山しているのですが、ニューヨークでの泥棒話のその後をしてくださいました
こちらが泥棒話です
泥棒とメール交換した梧平さん、泥棒に入られて1年後にカーネギーホールに泥棒を招待しましたが、それから更に4年後、泥棒からメールが来ました
なんだろうと見てみると、車の写真が5枚、そして泥棒Aから「あれからちゃんと清掃業の職に就いて、コツコツ貯めたお金で中古車を買ったよ。日本車だよ」と
泥棒さん、梧平さんとの約束を守って、更生したそうです
更に、一昨年のパラリンピックの閉会式で梧平さんがトリでピアノを弾いたのをテレビで見た泥棒さん、梧平さんにメールを送ったそうです。
「おめでとう。おまえ、すげえな」と
梧平さん、「なんでそんなに僕に親切にしてくれるの?」
☆泥棒さん達、結局梧平さん家の物は何も取らず、おもてなしをした梧平さんに、バスルームのボイラーを直し、壊れた窓枠まで直し、近況報告までしてますからね〜
泥棒さん「おまえが俺を理解しようとしてくれた初めての人だから」
梧平さん、泥棒に入られた時は、もちろん恐怖心でブルブル震えたそうですが、そのうちにどんな環境で育つと泥棒になるんだろうという好奇心が湧いてきて、いろいろ泥棒さんに質問して、結局8時間話したり、ピアノを弾いたりしたそうです
他にも、パラリンピックの大成功と大失敗話をしてくださいましたが、それは明日のブログにアップしますね
梧平さん話を過去ブログで書いてますので、良かったらお読みください
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