#10 このお方をどなたと心得る!! | Hi-ROAD

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道を走り続ける者の記録。

茶屋跡を後にして、

 

 

15番観音様の所まで来ました。大体半分くらいは消化したかな。

 

 

結構道はいいように見えますが、激しく悪い所はないにしても高い所が嫌いな人には辛い人がすれ違えないほどの踏み跡の場所があったりします。

 

谷側は崖です。

 

 

こちらは金毘羅様。

 

よーく観察したかったのですが蜂のようなものが周りを飛んでいたのですぐに通り過ぎるしかありませんでした。

 

丸金といったような文字は表面には見つけられず。

 

もう少し時間をかけて石をしっかり観察したかった。。無念。

 

 

金毘羅様の周辺は開けています。

 

向こうに続く道はおそらくその辺を1周して戻ってくるみたい。

 

 

景色もよく

 

 

松ぼっくりから生えたのかな?松の芽が。

 

面白いように並んでいました。

 

 

開けた場所の近くには新しい看板が。

 

 

これ萌えるよね!

 

今歩いている山道が国道であることがしっかり記されている。

 

 

控え控え!!

 

このお方は歴史的な道でもあり、現役の国道256号である!

 

ははー。

 

 

たくさん標石が並んでいたり。

 

ここは喬木村の境であったりします。

 

 

ゴールに近づくにつれて道幅はしっかりした大きさを保つようになってきます。

 

この先これが細くなることはなく、

 

 

このように木で道が流失しないように防いでいたものがコンクリート製に変わり、

 

 

そうそう、探していたいくつかの水準点は目を凝らしていましたが見つからず、結局この安定した路盤の水準点しか見つけられませんでした。

 

確かあそこにあったよなー・・という場所は土砂が崩れていたり。

 

 

ここまでくると轍もありますし強力な文明の力を感じます。

 

 

ここは水場。大ショック!

 

 

昔テレビ番組で錦野旦さんがこの道を歩き、この水場の櫓の修復をしている人たちと出会いその修復を一緒に行われていました。

 

 

沢を背負っているため落石でたびたび櫓が破壊されるのを治していたようです。

 

8年前は存在していましたが、8年ぶりに訪れてみると櫓はなくなっていました。

 

破壊と修復を繰り返すことを止めてしまったのか、大規模に破壊されて撤去してしまったのか。

 

私たちは「櫓が無くなってしまって残念だ。。」と簡単に口にできますがそれを維持し続けるのはとても大変だと思います。

 

水場としても機能はしていないようなので(8年前から水は澱んでいた)水場があったことが後世に伝えられればそれでいいのかなと思います。