医者いらずの食 | お子様の不登校、ひきこもりの解決策提案サロン

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医者いらずの食
内海聡 著

内容紹介
薬害について様々な警告を鳴らしつつ、あらゆる日本の食害について言及した1冊。遺伝子組み換えの実態、悪質で危険な油、恐ろしく市場に流通する人口甘味料、エセ栄養学の洗脳、肉食やベジタリアンの愚行、もはや手に負えない放射能汚染の回避、日本が崩壊するTPPの本質などなど、食の問題だけにとどまらず、あらゆる不可解極まりない世の中の難題について医者が斬る!
出版社からのコメント
食に対する偏ったマインドや観念をあらゆる面から徹底 的に斬る! その果てに待ちうけている真実とは? 激しい 発言の中に一筋の光が宿る一冊。

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「上医はいまだ病まざるものの病を治し、中医は病まんとするものの病を治し、下医はすでに病みたる病を治す」
「上医は国を医し、中医は民を医し、下医は病を医す」
「上医は勤勉な医者は、毒さえも薬となして人を助ける。
中医は凡な医者は、薬を薬として使って人を助ける。
下医は怠惰な医者は、薬を毒となして却って傷病を重篤にする。」
「化学合成薬を使って治療する医師を下医と言い、漢方医のことを中医、そして食事で病気を治す人を上医、つまり食医と言う」


また、『養生訓』 上医・中医・下医と薬(巻六58)には次のようなことが書いてある。

「ある人が、「病があっても治療しないのは、いつも中医にかかっているのと同じだ。」というのは道理で、まことにもっともである。そうであれば、病気に罹ったときは、ただ上医の薬を服用すべきである。中医や下医の薬を飲んではいけない。
 ところが、いまどきは上医が少なくて、多くは中医や下医である。「薬を飲まないならば、医者は無用ではないか。」との問いに、こう答えよう。「そうではない。病気があっても、すべて治せるものではない。薬を飲んではいけないというのは、寒熱や虚実などの、およそ病気が似ていて、まぎらわしくて疑わしい、診断の難しい病気に対してのものである。」と。
 簡単で治療しやすいものは、下医でもよく治すことができる。感冒や咳には参蘇飲(じんそいん)。風邪を発散するには香蘇散(こうそさん)、敗毒散(はいどくさん)、かつ香(かつこう)、正気散(しょうきさん)。食滞には平胃散(へいいさん)、香砂平胃散(こうさへいいさん)。こうした病は、まぎれもなく疑わしいところのない病気であるから、下医であっても治療しやすい。薬を服用しても害はないだろう。右の症状でも、薬の効力が出ない難しい病気であれば、薬を服用しないのがよいのである。」

食のことを語らない医者は、中医・下医ということになるのだろう。

最近では、フェイスブック上で、糖質制限肉食の人と玄米菜食主義の人たちの主張のぶつけ合いをよく見かけるが、愚考であると書いていらっしゃる。
なかなか、おもしろい一冊だと思います。
講演会やネット上でよく「何を食べていらっしゃるのですか?」と聞かれるそうです。
その答えの一部も書いてありますよ。
私が内海氏に出会った頃、お食事を共にすることがあり、その時召し上がっていたものをみて何故か私は、この人のことは信用できる人であると感じたことを思い出します。(笑)


医者いらずの食
内海聡 著