【偽医療がはびこる理由、背景】
マーティン・ガードナーは1952年の著書"In the Name of Science"において、偽医療がはびこる理由として、次の2つを挙げた。
「第1に、いかさま師がたいてい非常に金を儲けることができるため。」
「第2に、もともと いかさま師でも"治療"に成功することはほとんど確実であるから。」
ガードナーは2番目に挙げた理由をさらに2つに分け、分かりやすく説明した。
インチキ医師でも治療に成功する理由の半分は、人間の病気の多くは、いくつかの重い病気も含め、何ら治療を加えなくても消滅する(=自然治癒する)からだ。
理由の残り半分は、人間の病気のほとんどは心身医学的なものであるため、患者が医師を信頼すれば治療方法が奇妙なものでも、患者はしばしば奇跡のように治癒するおかげだ。
またVreemanらによって、医師の中に、医学的神話(医学的には何ら根拠がない話)を信じてしまう人もいるため、それが不適切な医療行為の原因になる恐れがある、とも指摘されている。
【専門家の免疫像】
こちらは病院とモラルの低い医師達の実態はしっかりと確認させてもらいました。という方の記事です。
http://bit.ly/116zNyn