こんばんは。御殿場の甲斐です。
今日は、暖かい一日でした。皆様のお住まいの地方はいかがでしたか?
本日の静岡新聞に、富岳会の活動の様子が、載っていたので、紹介させて頂きます。
社会福祉法人富岳会は、一般就労が困難な知的障がいのある方のための施設です。
ここで少し訂正させてください。
富岳会は、「富岳の園」・「セルプ・アムール」・「アークビレッジ富岳」等の障害者支援施設において、就労支援継続A型・就労移行・就労継続B型・生活介護・施設入所支援・共同生活援助(グループホーム)などの事業をおこなう社会福祉法人です。
この他、保育園(障害児通園施設含む)・老人施設(特別養護老人ホームや訪問介護事業所)に至るまで、22を超える社会福祉事業、2つの公益事業・、収益事業(富岳太鼓)、委託事業(在宅障害者サポートセンターふがく)等を運営されています。
その富岳会 理事長の山内令子さんは、色々な試みをなさっています。
絵画や和太鼓、マラソンなどを取り入れることにより、次第に言葉を取り戻し、町の人たちとのコミュニケーションも取れるようになり、いい結果を出されているようです。
和太鼓などで、「エイ!」「ヤー」などのかけ声をかけているうちに、言葉を取り戻していく姿を見て、ミュージカルに挑戦されたようです。歌 と、音楽(和太鼓)、それにセリフが入るミュージカルは、言語療法として、最適なのではないだろうかと、ひらめいたそうです。
和太鼓ができたのだから、きっとできる!との強い想い、理事長のこのひらめきが、きっかけだったそうです。
スタッフの皆さんとちからをあわせ、半年間の猛稽古の結果、見事に舞台を務めあげられました。
福祉の現場では、最初からマニュアルなどはなく、いろいろなことに挑戦されています。
利用者さんと接することでの《ひらめき》と、それぞれの人の持っている力を信じることで、達成できるのでしょうね。