子どもの質問にどう答えるか。 | お子様の不登校、ひきこもりの解決策提案サロン

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おはようございます。御殿場の甲斐です。

今日はクリスマスイブですね。

今では、宗教に関わらず、世界のあちこちでクリスマスを祝うようですね。

メリークリスマス☆


さて、皆さん、子どもの頃を思い出してみてください。

子どもの頃って、親は絶対的な存在ではありませんでしたか?


何でも知っていて、何でも出来て、とても偉い人!

そんな感覚があったのではないでしょうか?

それが、大きくなるにつれ、親も人間だったんだ。 ということが分かってきますよね。


6~7歳の頃、色々なものに興味がありませんでしたか?

見るもの全てがとても不思議で、親に色々な質問をしませんでしたか?


あまりにもその質問は、大人にとっても難しい質問が多かったのではないしょうか?

その時のお父さんや、お母さんの反応はいかがでしたか?


このことを考えていると、思い出す男の子がいます。

彼は、小学生の時から、とても好奇心がおおせいで、知識欲の高い子どもさんでした。

小学校低学年の時、先生に、色々な質問をしたそうです。


あまりにも執拗で猛烈だったようです。その疑問を、その教師は、「うるさい」と答えてしまいました。

確かに彼の質問に、丁寧に答えていると、授業が出来なくなってしまいますものね。


しかし、よく考えてみて欲しいのです。

子どもの時の疑問は、「不思議だなぁ~ こんなことがあったよ!」という、報告にも似た質問が多くはありませんか?

疑問への答え方は、その子どもそれぞれにあった答え方があるのではないでしょうか?

それを一番知っているのは、親であり、毎日接している先生なんですね。


例えば 「うん、そうだねぇ~。不思議だよね。後で一緒に調べてみようか!」と言われていれば、違ったのでしょうかね?


子どもは、起こっている事実を規則だと思います。実在論者なんですね。

例えば、朝起きる → 朝ごはんを食べる → 歯を磨く  

このパターンを親が教えれば、それが規則になります。

小さな子どもの頃には、何故なのかは考えないのです。それが、習慣となります。 


この男の子は、不思議に感じた → 大人に質問をする。 → うるさいと叱られる。→質問してはいけない。

それが、世の中の規則だと感じていったようです。

小学生の頃からそういう大人たちの対応の仕方に、不信感を持っていったと、高校生の頃に話してくれました。

親や大人を絶対視していたことの崩壊が始まる時期でもありますね。


その頃、その子どもさんがよく言っていたことは、「知らないことは知らないと言えよ」ということでしたね。


そして、高校生になってから、登校することを拒否して自分で勉強していました。

「僕は、学校へ行けないのではなくて、行かないのだ」と言っていました。

塾には通っていましたが、高校へは行かないで、大学に入学しました。


不登校になるのも、人それぞれなんですね。


子どもの頃の自分の感じていたことを思い出してみるのもいいかもしれませんね。




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