今日は、波情報が終わったら佐藤秀男先生のパーソナルトレーニングです。


ちなみに。今回の波伝説の「ウラナミ」は、トレーニングについて書きましたメモ



肉体的にも、精神的にも。
今あるものから、まだ更に引き出せるものがあると思えれば嬉しいことです走る人



興味ある方でも。
活字アレルギーの方は、早々とリタイアなされるように注意



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「トレーニング(フィットネス)のすすめ」


こんにちは。田原啓江です。

夏に向かいサーフィンにも良い季節になりましたね。
私もシーズンが始まり、今季は大幅なフォームの改善とトレーニングによるパフォーマンスの向上に努めています。
そのなかでも気付いた興味深い内容を、今日はいくつかお話したいと思います。


まず、最大のパフォーマンスを発揮するために見逃せないテーマであり、最近、特に研究が進んでいる「自律神経」について取り上げたいと思います。

多くの方がご存知かと思いますが、自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があります。
交感神経は、血管を収縮させ血圧を上げる、心拍数を速める、発汗を促すなどアクティブな働きをします。
一方、副交感神経は、筋肉を緩めたり、血管を開かせたりなど、興奮状態をトーンダウンさせる働きをします。

適度な緊張の目安としては、交感神経と副交感神経の比率が3:2というものです。この比率であれば、スポーツでも最大のパフォーマンスが発揮できるとされています。
ストレスによって交感神経が高まり過ぎると、筋肉が緊張し過ぎた状態になってしまい、パフォーマンスに妨げが出てきてしまうというわけです。

副交感神経は、交感神経の高まりを押さえる働きを持っているのですが、男性では30歳以降、女性では40歳以降に機能が下がってしまうというデータがあります。
しかしながら、ある程度のコントロールは可能で、ヨガをはじめとする一定のトレーニングや、茶道などでも効果があるとされています。
興奮状態を落ち着かせることが大切なのです。


次に、よく言われる「インナーマッスル」のお話です。

人間の体には無数の筋肉がありますが、その全ての筋肉が意志の力でコントロールできる、というわけではありません。
筋肉の基本的な性質を知っておくために、随意筋と不随意筋という筋肉の区分について簡単に説明してみます。

随意筋というのは、簡単に言うと、自分の意思で動かすことの出来る筋肉です。例えば腕の力こぶの部分に当たる上腕二頭筋など。(俗にいう、アウター・マッスル)

これに比べ、不随意筋というのは、自分の意志によって動かすことが出来ない筋肉で、心臓や胃の筋肉などがこれにあたり、なんと自律神経によってコントロールされています。

一応人間の筋肉は随意筋と不随意筋に分けられる訳ですが・・・中には「自分の意志で動かせる仕組みが存在する」というだけで「さあ動かそう」と思ってもなかなか自由自在には動かせない、いわば中間の筋肉も数多く存在しています。

インナーマッスルにもこれに似た面を持ち、一部の筋肉については単独で動かす事が難しかったり、初めのうちはなかなか動かしているという実感が無い場合がありますが、トレーニングによっては意志により動かしコントロールできるのも、このインナーマッスルと呼ばれる筋肉です。

photo:01



(インナーマッスルと呼ばれる筋肉の一例)

そして、そのインナーマッスルの多くがお腹まわりに存在しています。
呼吸を意識することで鍛えやすいというということで、特にヨガなどの特異なトレーニングであり、自律神経や、
少し精神面での鍛錬に近い部分があるのも納得です。


私はヨギーニ(ヨガをする人)ではなく、もちろん一般的なトレーニング内容をこなしています。

ただ最近、トレーニングという意識が、以前は「体力をつける」とか「運動能力を高める」というものであったものから更に一歩進み、「まだある可能性を秘める自分のカラダのなかの能力の開発」や、「自分のコントロールできる部分を増やす」ものへと変わってきています。


例えば、今朝。誰かさんが、初めてでも。マラソンを始めたとします(笑)。
お昼御飯は、ちょっとカロリーやカラダ想いの食事を取ろうと考えるのが、自然な意識です。

これを、自分のなかの「意識改革」と大袈裟に取るか取るまいかは別として・・・ある一部のトレーナーは、トレーニングを「覚醒」することだと言います。


見た目にもフィットネスされた身体は美しいです。
最近は「アクティブレスト」とう、軽い運動でアクティブに活動しながら心身のリフレッシュや疲労回復を図ることも注目されています。


この「ウラナミ」を読まれているほとんどの方がサーファーで、身体を動かすことが嫌いじゃない方だとは思いますが、トレーニングをキッカケに、ちょっとした意識改革や自己管理、コントロールができるようになれば日々はもう少し充実したものになるかも知れません。



以上、田原啓江のトレーニングのお勧めでした☆
注意)過度のトレーニングは、ストレスです(笑)









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