全国5ヵ所の女の子のサーフィン大会がツアーになったBPDガールズサーキット。
このたび、7/15第2戦の伊良湖「おいでんカップ」・7/16第3戦「静波ガールズコンテスト」にツアーリーダーとして参加してきました。
今年3年目を迎えるこのサーキット!!
多くの人々のご協力のもと年々パワーアップを果たし、今年はこの2戦3戦にツアーバスを仕込むことになりました
1人での遠征が難しい運転免許証を持たない中高校生やママさんサーファーを対象に、より多くのコンテストやイベントに参加してもらおうという試みです。
ツアーバスには、サーフィン業界はじめTVなどのメディアさん、多くのプロサーファーも同行し、ガールズ達のサポートにまわりました。
衣食住を共にしたライバルとの数日間は、勝負の場を繰り返しながら、よい経験になったと思います。
勝負の世界は、やっぱり厳しくて。
チャンピオン以外、ほぼ全員はそれ以外の何かを見出さなければならないし、チャンピオンもいずれはその座を去るときが来ます。
だだの競技を超えた自己鍛錬の場でもあります。
そんな想いで見ているからでしょうか?
私は、1回戦で負けてしまった選手も、華々しく優勝を飾る選手もそれぞれ同じに愛しく映り「頑張れ!!」って思っちゃう。
想像以上に真剣なガールズ達の心持に、私自身が心を打たれることが多かったです。
長い自分の競技生活にも刺激を受けました。
そもそも、私がサーフキャンプやガールズコンテストを始めたのは、
たとえ今のサーフィン業界が暗く未来がないと(一部の人に)言われようとも、やっぱりこの業界が好きだったから。
選手として過ごしてきた、喜びも苦しみも、成功も失敗も、これからの女の子達に伝えたい素適なことだったし。
これからもこの業界の人達と一緒に過ごして行きたいと思ったから。(見かけになく熱いです、笑!!)
一度選手として区切りを付けたことが、私個人、また良い見直しのキッカケになりました。
幸運にもスポンサーや出会いに恵まれ、再度競技生活に戻ることができましたが、これから先は誰かのために過ごせる選手生活でありたいと常々思ってる。
今回メーカーやスポンサーの垣根を越えて、手を差し伸べてくださったサンコーの誠さん。
船山直子プロ、塩谷あずさプロ、岡部亜紀プロの諸先輩方、笑いもさることながら(!?)良くして頂き、ありがとうございました。
再度、こんな素適な出会いや成長の糧を与えてもらえるなんて、当初は思いもよらないこと。
多くの女の子に出逢えて、喜びのなか自分の出来ることを探す日々。
人は人のなかで成長します。
輝きを増す女の子達の間で、自身もまたプロとして、女性として輝いた人間でありたいと努めるようになりました。
私にとっても、ガールズサーキットは良き成長の場であり、未来へと広がる輝きの輪です。
参加してくれたガールズ達。
それぞれのガールズサーキットがあると思います。
良かったことや楽しかったこと、嬉しかったことがあったら、帰って周りの人に伝えてください。
今日輝いてた、1人ひとりの輝きの輪が広がります。
そんなガールズサーキットも後半戦、9月志田下、10月千倉と続きます。
多くの女の子達の参加を待っています☆
※波伝説「ウラナミ」レポートより※