波伝説のスタッフ・コラム「ウラナミ」の投稿記事ですふつーのえんぴつくん
ちょっと、マニアックですがよろしければご覧ください。

・・・いや~。

学生時代のレポート提出を思い出しますニコちゃん

今回は早く提出しました。



明日からは、大会だねッフリーズシフト1990


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「脱力とパワーの関係」




空手である程度上手になってくると、組手において必ず言われる注意点として「力むな」という言葉があるそうです。

すなわち、適切な力を使い、不必要な力は抜けということ。

本当に威力のある突きや蹴りは、カチカチとした機械的な動きではなく柔らかな鞭(ムチ)のようにしなりのある動きから出てくるそう。



例えばサーフィンにおいて、ロブマチャドのように細身でも体格や力の有無に関わらず速くパンチのあるアクションができることも、この「脱力とパワーの関係」にありそうです。



プロゴルファーの岡本綾子さんやアメリカの大リーグで活躍しているイチロー選手のスイングは全く力みがありません。

流れるようなフォームでクラブやバッドを鞭のように使っています。

ゴルフにおいても野球においても、その飛距離は飛び出しの角度が一定であればインパクト時のヘッドスピードで全てが決まります。

物理的にいうとパワーをいかにインパクトの瞬間にヘッドスピードに変換できるかということがポイントになりますね。

体を鞭のように使うことをゴルフではレイトヒッティングと言うらしいです。

これは、初動からインパクトまでの時間をなるべく長く引き延ばすということに通じるそうです。

力(トルク)はそこそこ強いがスピードが極端に遅いという特徴を持つ筋肉の力を、スピードに変換するために、なるべく長い加速時間を稼ぐというのがその原理。

同じ力であれば加速時間が長ければ長いほど最終速度は速くなるそうです。

インパクトのエネルギーは、質量と速度の二乗の積に比例しますから。

最終的な高速度を得るためには、もちろんおおもとの力が必要。

そしてもう1つが加速時間。

この加速時間を稼ぐためのこつが「力まない」(りきまない)という表現になるのでしょうか?



サーフィンの技術的なことに置き換えれば、遠心力を使った距離の長いボトムターンから、ひねりを使ったインパクトのアクションです。

ここでのキーワードも「力まない」ことで鞭のしなりのような距離が稼げるということになりそうです。

いずれにせよ。

「力」を使いながら「力まない」というのは卓越した鍛錬が必要です。

結局、上達の近道はないのでしょうか・・・?(笑)


ここ数ヶ月怪我をして、頭を使ってサーフィンすることを考えました。

日々、日常のなかでも力まず鞭のようにしなやかに、かつインパクトはしっかり押さえて生活できたら素晴らしいと思います。


最近気付いた私のイメトレをお贈りしました。

皆様のご参考になれば幸いです。

楽しいサーフィン・ライフをお送りください☆



田原啓江




※最後まで読んでくれてありがとうクローバー

じゃね~。