大会から帰ってきました
大洗はすっかり秋でした
大会では毎回。
時の流れや人のドラマがあからさまに見えます
選手の輝きは、あまりにも刹那な一瞬で、
だからこそ美しく輝いてました
余談ですが
私のツアーを休んでいたたった2年の間に
あんな望まれていたサーファーが
今は「ツキ」ものが取れたように!?
なんとな~く何か脱いでしまった「フツー」の人!?
勝たせてもらえないフィーリングだったり、そんなヒート組にいたり。
「旬」であったり「勢い」と呼ばれるもの、
「流れ」がいかに移ろいやすく重要なものか毎回感じて帰ってきます
良いサーファーはいっぱいいるのに。
グランド・チャンピオンつかむ人
逃す人
新しい時代に望まれている人
久しぶりにそこにいることは
技術もさることながら。
とても刺激的な気がします
今回、女子では
大村奈央ちゃんが最年少グランド・チャンピオンに輝きました
選手としてよく研ぎ澄まされたサーファーは
人の見えない波まで見えてます
大会会場の上から見ても、どこで割れるかわからないオープン・ブレイク
その切れ目にしっかり入っていくのは
女子では大村奈央ちゃんだけでした
まじ、びびりました!!
技術の前に。
波をつかむ時点でもう大きな差がある
新時代は、それくらい違う
MENSは今年2戦目にワイルド・カードで出場して火がついた
大澤ノブ君が。
突然・・・列にも並ばずにグラチャンを手にしそう
周りを見渡して
「次は自分」の番!?
なんて伺いをたててるうちは絶対取れないもんだということですかね?
かっさらわないと、ダメなんですね
急に・・・風向きが変わりました
チャンスは1回。
雲泥の差
これもまた「今」の流れで
~時はまた流れて。
ここ2年くらいのうちに。
PROジュニア・ツアーを毎週まわる子供達がJPSAに押し寄せてくる
・・そんな「流れ」のなか
もう少し、ここに自分の身を置こうと思います
私はもう十分幸せな「流れ」に乗ったプロ・サーファーで
これ以上望むものもないけれど。
今はここにいて
小さな良い「流れ」を探そうと思う。
そして何か伝えられれば、良いと思う。
隙間をぬって、探します