波のないゴールデン・ウイークを迎えています
長い休みの際には、何かまとまったことをしたいものです
先日テレビで見ましたが・・・
今年は、太宰治の生誕100年らしいです
「走れメロス」は必ず学校の教科書に入ってる
「人間失格」・・・何をもって失格とするかわからないけど(笑)
読んでみたくなるタイトルです
「日本文学全集」
これ、全巻、うちの戸棚の隅に申し訳なさそうに揃ってる
なんと!なんと!3層になっています
実は
実家が引越しする際、父がこちらに持ってきたもの
文学からかけ離れたような職に就き
文化人の香など、いっさい見せなかった普通のオッサンの父
・・・相当年季が入った本だけれど
当時、さぞ高価な買い物だったはず!?
いつ、どんな気持ちで、何を考えて購入したのかと思うと
分からなくもないけど、分からない
変な感じ(笑)
まあ、私の父だから!?
太宰治は39歳で愛人と心中自殺をしたけれど
私も、そろそろ大人になりました
大人になって読む文学作品は
また違った感じなのかも知れません
時代を経ても変わらぬ価値を持つものは、今、あまり多くない
そして
こういうモノを買い、残してくれる父の娘に生まれて良かったな、と
せっかくの機会だから、代表作くらいは読みたいところ
人それぞれかもしれませんが
読書する時間って、かなり贅沢な時間です
そんな時間などなくて過ぎてしまう
ゴールデン・ウイークになるかも知れませんが
そんなお休みの過ごし方も
時には、けっこう良いんじゃないかと思いました