天候が荒れに荒れた大会だったので
選手も運営も観客も大変な大会でした
関係者の方、お疲れさまです
さて、私の目から見た独断と偏見のレポートです
まず、見どころ通り
ハワイアンとショート・ロングのWプロの2つの旋風が巻き起こっていましたが。
結果として
19歳のヤング・ガン森大騎選手が
怒涛の嵐のように優勝をかっさらっていきました
私は朝から、頭半分金髪で、えらい派手なお兄ちゃんを発見
しかもすごいイキのいい感じでサーフィンしている人を見つけました。
それが、森君です
(phot by Surf-reps
)
ウエットもオレンジベース、えらい派手ないでたちです(笑)
セミ・ファイナルでユージンテール、ケコア植村という
両優勝候補の難い壁を
残り3分で逆転勝ちしてきた森君の勢いは止まらず
ファイナルはもう、ほぼ1人舞台
大会は、スコアだけでは伝わらないモノがあります。
スコア的には僅差に感じても
1つ1つのライディング、板の上げ方、あしらい方に
勝ちへの気持ちが伝わりました
サーフィンは、やっぱり演技種目です
何か伝えようとするアピール性の高さが
得点にも反映すると思います。
なので、結果としてファイナルっていうのは
「気持ち」とか「ノリ」とか「勢い」
がある人が勝利します??
・・・・だって、技術はみんな持っているから
そんな優勝の評価って?
と思う方いらっしゃると思いますが。
そんな「目に見えない何か」まで
引き寄せて味方にしたチャンピオン。
重ねてきた日々は言葉に言い表して評価できないくらい
素晴らしい物語があったと思います
心から、おめでとうございます
そして大会を通じて感じたことがもう1つ
サーフ・ボードの素材改良や技術革新が
ショート・ボード界より顕著に現れていること
そう、急激な製造革新によって
5,6年前まで!
やれノーズだとかウォーキングといったものが今や「クラシック」と呼ばれる時代
それくらい・・・板が進化してる!!!
それにともなって、ライディングも急激な変化のなかにある!
昔だったら、考えられないマニュバー、リエントリーが当たり前
それだけ
EPSなどフォームの変化をはじめとして
ショートに近い動きが可能になったこと
だからショートのプロ選手が、こうすぐに活躍できることは
容易に想像つくことです
ロングもショートももうなくなってきてますね(笑)
ボーダレスです
だから自分、「私はショート!!」ってこだわってること
古い考えだったと気付いたワケです(反省)
時代は、「長いから」「乗りやすいから」ロングなワケではありません
さらに言えば・・・
「ショート」「ロング」に関わりなく、サーフィンなんです
そして、「サーファー」を超え「海人」
もし、プロと名のつくサーファーであるなら
海で道具は関係ないかも知れません。
何でも遊べるような、そんなサーファーになれたら
カッコいいです
出来れば、そんなプロになりたいものです
そして、そんなプロがJPSAにもいるんですよ
