2、3年前の仙台で
小さな女の子にサインを求められたことがある。
私がギャラリーとして観戦している、ほんの日常
他のプロ選手でなくて、私だった驚き
私にサインを求めるなんて・・・
もちろん、サインらしいサインもない(笑)
その女の子の夢は
‘プロ・サーファー‘
大会会場の脇で多くのプロ選手に混じってサーフィンしていたな・・・・
ふと、その子だと思った
サインの宛名にあの時、私は
‘未来のプロ・サーファーへ‘
と書いたのを覚えてる
・・・そう書きながら実際
‘夢のある職業‘
かどうか?
自分のなかで、ものすごく葛藤するものがあり
そんな生活に押しつぶされそうな自分がいた
大人の皆さんは容易に想像つくことと思うけれど。
そして、現に今、こうして
サーフィンと、プロという肩書きと、生活と
いろんなことを、また模索させてもらっている充電中にある
私は、プロ生活のなかで夢を与えられる選手だったか?
たぶん、ほとんどと言って‘ない‘かも知れない!?ありゃ
これは、本当にわからない
だけど、1つ確実にいえることが、今ある
夢を見させてもらっていたのは、この私だった!!ってこと
(自分本位で、ごめんなさいネ)
本当に本当にいっぱいの夢を見させてもらった!
そして、今また、サーフィンやプロという肩書きに
実現可能な夢を見出そうとしてる自分がいて
‘夢‘とか言ったりするのって恥ずかしい
ダサく聞こえるかも知れないけど
やっぱり、生きてる以上、夢や希望、目標がないと本当に辛い・・・
少なくとも、私の場合は
たとえ、どんな小さなものであっても
だから、やっぱり
私なりに’夢のある職業’だと思う
不況の時代だったり、生活、将来性、考えるべき要素がいっぱいある
でも、
「プロ・サーファーになんかなって、どうすんの?」なんて私は言わない
実現できる夢なら、ぜひ実現して欲しい
きっと、その先に、また新しい夢が開けてくると思うから