癒し手じゅんこです。

 

 

 

 

自然栽培をやるようになって、

「食」のことと向き合うようになって、

ものすごく「なるほど!」と思ったことがあります。

 

 

 

 

それは、この世の中は

正義と正義の戦いをしてるということ。

 

 

 

 

片方が正義なら、もう片方は悪だと

思いがちですが違います。

 

 

 

 

この世は正義と正義で争っているんですよね。

 

 

 

 

なぜそう思ったかと言うと、

前置きが長くなるかもですが説明します。

 

 

 

 

よかったら、お付き合いくださいね(笑)

 

 

 

 

「食」のことと向き合いだすと、

色々と氣になりだすじゃないですか。

 

 

 

 

で、その中でトランス脂肪酸ってのが

身体によくないってのがあるんですね。

 

 

 

この情報の溢れてる世界だと

このことは結構知られてることで、

海外ではトランス脂肪酸を禁止している国も

あるくらいなんです。

 

 

 

 

トランス脂肪酸って何?を書くと

長くなるので、知りたい方は

ググってくださいね(笑)

 

 

 

 

学んでいた身体の講座でも、

植物油のことは何度も出てきて、

身体の中の油を入れ替えることが

とても大事だと知りました。

 

 

 

 

なので、心身の健康を考えた時に、

どんな油を使うのかや、

できるだけ植物油を使わない調理を考える

ことなどは、とっても大切。

 

 

 

 

日本人のトランス脂肪酸の摂取量は少ないと

いう記事もありますが、

少量ずつでも蓄積していけば

身体によくないと分かっているなら、

できるだけ摂らないようにしたいですよね。

 

 

 

 

で、このトランス脂肪酸ってマーガリンに

含まれてるんですよ。

 

 

 

 

学校の給食にもよく出てきますよね。

安価なお菓子やパンにもよく使われています。

 

 

 

 

トランス脂肪酸の問題は、かなり以前から言

われているのに、なんで今も普通にスーパーで

マーガリンが売られていたり、

給食に出たりするんだろう?

 

 

 

 

このことを考えた時に、話は飛ぶんですが、

レイチェル・カーソンの「沈黙の春」を

思い出したんです。

 

 

 

 

この本は私が生まれる頃に書かれているので、

もう60年近く前の話になります。

 

 

 

 

主に農薬の害など、科学的なものが及ぼす

害について書かれていて、その内容は、

今の農薬の害を訴えている内容と

ほぼ変わりません。

 

 

 

 

農薬などの種類が変わっただけで、そういう

科学的なものが人や自然に及ぼす害について

警鐘を鳴らしている所は今と同じなんです。

 

 

 

 

60年経った今も、同じ問題が言われている。

 

 

 

 

なぜ、心身に悪いと分かっているものが

変わらないのか?

 

 

 

 

この考え方には、心身にいいものは正義で、

心身に悪いものは悪だという考え方があると

思ったんですね。

 

 

 

 

これは正義と悪の戦いなんだと。

 

 

 

 

でも、実際は違ったんです。

 

 

 

 

 

「安価で扱いやすい油をたくさん売って利益

を得ることはいいことだ」

 

 

「自分たちも儲かるし、使う人も安くて助かる」

 

 

「農薬など科学的なものを利用して農業が簡単

になるのは、農家も助かるし、自分たちも儲か

るし、いいことだ」

 

 

 

 

売っている人には売っている人の正義が

あるんだと氣付いたんです。

 

 

 

 

例えば

身体に悪いと分かっていたとしても売るのは、

 

身体にいいことよりも

安いとか便利とか儲かるとかの方が大事だろ?

 

っていう、売る側の正義があったってこと

なんですよね。

 

 

 

 

極端に言えば、そこに悪意はないんです。たぶん

 

 

 

 

それぞれの、「何が一番大事か」があるだけ。

 

 

 

 

きっと売る側の人たちは、価値観ババ抜き🄬で

「利益」とか「コントロール」とか「完全」と

か取るような人かもしれませんね(笑)

 

 

 

 

で、私には私の側の、

「安心」とか「自由」とか、

「健康」「安全」なんていう価値観がある。

 

 

 

これってどっちがいい悪いじゃ

ないじゃないですか。

 

 

 

そう、ただの価値観の相違だったんです。

そりゃ世の中変わりませんよね。

 

 

 

 

何が身体に悪いのかは、

もう情報が氾濫していて

一概には言えません。

 

 

 

 

たくさんの情報の中から、

自分で選び取っていくしかない。

 

 

 

 

だから情報の精査が必要だし、

これ本当?と疑うことは、

身体の健康に限らず大事なことです。

 

 

 

 

ただ、身体の健康を一番に考えるのが正義で、

それよりも利益や欲を優先するのは悪だという

短絡的なことではなかったんだなってこと

なんです。

 

 

 

 

価値観ババ抜き🄬をやっていると、

相手が自分とは全く違うカードを選んでいるのを

見て、初めて

 

「こんなにも人はそれぞれなんだな」と

氣付くことがあります。

 

 

 

 

人は氣付かないと、

何となく相手も同じような考えを

してるんじゃないかと思いがちです。

 

 

 

 

 

私が興味を持った「食」の世界でも、

やっていることは同じで、

「みんな食の安全を望んでいるはずだ」と

思ってしまいがちなんです。

 

 

 

 

でも、相手には相手の価値観がある。

 

 

 

 

だから私たちがやっているのは

正義と正義の戦いなんです。

 

 

 

 

これ終わるはずないですよね。

だって、どっちも正義なんですから。

 

 

 

 

大きな「食」の話から入りましたが、

日常でも私たちは正義と正義の戦いを

やってしまっていると思います。

 

 

 

 

あなたの想いや考えに反対する人は、

悪ではなくて、あなたと全く違う価値観を

持った正義の人。

 

 

 

 

だとしたら、お互いの正義を尊重しつつ、

あなたの正義を守れる行動をとるしかない。

 

 

 

 

私は心身の健康が大事だし、

本当に美味しいものを食べたいし、

そのためなら労を惜しまないし、

お金も掛けます。

 

 

 

 

そのために自然栽培を始めたくらいですから。

 

 

 

 

「食」に対する価値観は、

日々の生活に直結するだけに、

正義と悪の戦いになりやすいです。

 

 

 

でも、相手には相手の正義があり、

それは尊重されるべきものだと

分かっていたら、

争っても仕方ないんじゃないか。

 

 

 

 

もちろん、情報操作されたり、

心理操作されている所もあるので、

私の正義が守れるよう調べて、

選択することは必要です。

 

 

 

 

「これが正義だ」と

思い込まされている部分も

あるかもしれませんからね。

 

 

 

 

そして、私が私なりに知り得たことを、

必要な人に届けられたらいいなと

思っています。