36歳にして初めて、ジョジョを読み始めている。

 

1987年1・2月号からの連載開始ということで、ほぼ同じ年といってもよい。

 

 


私が最初にジョジョに接触したのは、2000年くらい。

当時はONE PIECEのコミックにはまっていた頃。

週刊少年ジャンプを買えば最新の話が読める!!ということで、週刊少年ジャンプを一時期買っていた時に、他の漫画もついでに、という時だ。

 

 

当時はストーンオーシャンが連載されていた。

 

 

とはいえ、ONE PIECEにはまった少女は当然ジョジョのあの特有の劇画タッチの画をあまり受け入れることはできなかった。

主人公らしき女性の、女性らしい体のラインの美しさはなんか気に入ったんだけれども。

 

 

 

それから月日は流れて、大学生になった時、同期や研究室の後輩にジョジョファンがいた。

彼らは集合写真では必ず例の”ジョジョ立ち”をしていた。

 

彼らから”スタンド”の話を聞いてもちんぷんかんぷんだったのを覚えている。

しかもなんか主人公男っぽいし。うちが見たあの女性主人公のジョジョは何なの?あれはジョジョじゃないの?って思っていた。

主人公が変わるとかなんとか言ってたけどよくわからないかった。

 

 

そして、社会人になってしばらくして、ベースを習うために音楽教室に行ったら、その講師がめちゃくちゃジョジョラーだった。

M県S市だからか、多分ご本人描きおろしのでかいイラストが飾られていた。

 

 

 

 

そうこうしているうちに、ネットで知り合った人々がジョジョを読み始めたということをきっかけに、そろそろ私も履修してみるか、、、ということで今に至った次第。

 

 

現在、第4部ダイヤモンドは砕けないの途中まで。

露伴先生、、、痺れるッス。。

 

 

 

なるほど、確かに部によって主人公が変わるけど一つの血統によってつながっているのか。

そしてスタンドってそういうことか。

 

 

ツェペリのおっさん死亡で泣き、ジョナサン死亡で放心。

ジョナサン誠実でかっこよすぎて次の2部の話なんて受け入れられない!!なんて思いつつ2部を読み進める。

 

 

ワムウにリングを埋め込まれて時間制限をかけられる展開にハラハラし、シーザー死亡で「しーーーーーーーーーーざーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」と叫び、こんなんで柱の男3人どうやって倒すん、、、、と思ってたけどジョセフの頭の良さに痺れる。

(今んとこ第2部好き。ジョセフええ)

 

 

ジョセフ頭よすぎて次の3部の話なんて受け入れられない!!空条承太郎みたいなクール系キャラはいけ好かない!!なんて思いつつ3部を読み進める。

 

 

スタンドが活躍し始め、なんか頼もしい仲間が増えてギャグ要素がさらに増えて物語的にもすげえ面白くなってくる。これどういう戦略で倒すんだ??と思ったらほんとうまいこと切り抜けていく。

私はジョジョ本編を読む前に、『荒木飛呂彦の漫画術』を読んでいたため、なんとなく、話の断片やこういう意図でこういうのを入れてる、みたいな王道の流れや荒木流の世界観の作り方の知識を入れていたが、まさにそれが見事に体現されてる。

 

えアヴドゥル…???

かきょーーいーーーーーーーーーーーーーーん

DIO様ーーーーーーーーー!!!!

 

3部長ぇな…と思っていたが、あっという間に読み終わってしまった。

 

荒木飛呂彦、、、、恐るべし。

 

 

 

第4部はなんか街が舞台だし、ほのぼの系なんでしょ?3部のあの巨大スペクトル的な壮大な話じゃなさそうだしなんかスケールダウンしてツマラナサッソ…なんて思っていたら4部は4部で興味深いっていう。

なんなら最も『奇妙な冒険』みまである。

 

これまでのが圧倒的な巨大な敵を倒す王道少年漫画なのに対し、4部の展開は身近にある奇妙な出来事。当初想定していたほのぼの街系漫画ではなく、しっかり不気味である。

(こういう世界観は『荒木飛呂彦の漫画術』でも触れられていた)

うわ、、、荒木飛呂彦恐るべし。

 

 

いまだにヘブンズドアーのぺりぺり描写は、見続けると背中がぞわぞわするけれども。

 

 

 

 

2部であんなにユーモラスで知的で世界を救うほどの大活躍をしたジョセフが3部で年老いて脇役になり、

3部で圧倒的な強さを見せつけた承太郎が鼠をハンティングしていたり、

なんか時の流れを感じさせられて無駄に切なくなっている。

 

 

これであれでしょ?6部で絶望しちゃうんでしょ??

 

 

一体どんな必然性を見せてくれるのかとても気になっている。

 

 

ここでは割愛しますが、最近steamで買ったゲームにはまっており、目を疲れさせながらシム系ゲームに勤しんでいる。

 

まるで中二のような生活の36歳である。