ごきげんよう!





9年後 「一流の世話焼きばばあ」をめざす


群馬の敏腕おっかさんこと 柿田さくらです。








先週末


柿田一族で新潟 あてま高原
へ行ってきた。





最初に言っておくけれど








あたくしたちは、


癒しと、安らぎそして、


現実逃避を楽しみに出かけたの。





決して











サイクリング部強化合宿に


参加したわけではない!!





まさか、


癒しの地 あてま高原で











今、折れちゃダメ!!


足を止めないで!





娘やお義母さんに


こんな言葉をかけながら


自転車を必死にこぐことになるなんて・・・











それは、


あてま高原での朝のことだった。





これぐらいの小降りの雨なら大丈夫だよね。





ゴルフコースに出かけたお義父さん以外のメンバーで


2日目のサイクリングコースへと出かけた。





サイクリングコースでは、スタンプラリーが実施されていて


すべて押せば


レストランでソフトドリンクが1杯無料になる。





昨日


雨で断念しちゃったコースをまわろう!!





地図がちゃんと読めるお義姉さんのご主人と


お義兄さんがそれぞれ我が娘を後ろに乗せて


先発隊として出発。





その後を


小学生たちが各自自転車に乗りついていき


続いてうちの主人とあたくし。





最後に、お義姉さんと、お義母さん。





しばらく走って行くと


3歳児の甥っ子がようやくご機嫌をなおしたと


お義兄さんの奥さんが後ろに乗せて駆けつけてきた。








サイクリングは順調だった。





肌にあたる小雨は気持ちがよく


高原の緑も水が滴っていてキラキラしていた。





そんな風景を楽しみながら


マイナスイオンを身体いっぱいに吸い込んで


万遍の笑みで自転車をこいでいた。








しかし、





雨は本降りへと変わり


次第に衣服は重くなっていく。





目も開けているのもやっと。


まるで、シャワーを全開に浴びながら


自転車をこいでいるようだった。





シャワーならまだいい。


だってお湯に調節できるでしょ?








雨は冷たい。


体力もやる気も奪っていく。





そんな中、


坂道を先に降りて行ったお義姉のご主人の


どうした!?大丈夫!!


の声が聞こえてきた。





何があったのかしらと先を急ぐと








娘、田んぼに落下。





めったに泣かない我が娘が


田んぼの中で自転車と一緒に大泣き。





主人とお義姉のご主人で


娘と自転車を救出。





泥だらけの彼女は


めずらしく泣きやむ事もなく泣き続ける。








もうやだ~!!


サイクリングなんかやめたいよぉ。








だったら前に進みなさい!!


ここで止まっていてもいいことないよ!





あんたのせいで


みんながヤブ蚊にさされるし、


いつまでたっても雨にぬれっぱなしよ。





泣くのをやめろとは言わないから


とにかく自転車に乗りなさい!








合宿だ。


完全にこれ、試されてるでしょ?





ひとりで自転車に乗って


どこへでも出かけることを心の底から


楽しんでいた娘に対しての





まさに試練。








なにもトラブルは


自転車にかぎったことではない。





この試練は


 人生にも通じる。








これをどう乗り越えるか?





ここで何を学び取れる?





娘は娘の立場で、





父親と母親は


その娘を支えるという立場で。








みんなには先を進んでもらい


先頭に主人が





その後を、


大泣きの娘。





それを励ますように


あたくしとお義母さんが後ろに着いた。








少しの坂でも怖がって足が止まる娘。


泣き声もそのたびに大きくなる。


雨も容赦なく降ってくる。








もうやだよぉ。帰りたいよぉ。





サイクリングなんか大嫌い!!







今、折れちゃダメ!!


足を止めないで!





この言葉


自分に一番響いた。




本当に心が折れそうだった。




だって、自分一人だったら


ビュンビュン飛ばして今頃ロビーに到着して


バスタオルをいただいて


身体を温めているだろう。




でも、


傷ついた娘がいて、


お義母さんも一緒にいる。




この状況


絶対に自分を試すために用意されているんだ。





ムダに声をかけることなく


黙々とみんなで自転車をこぎ進めて行く。




大丈夫、もう少し。あと少し、と。






そして、


出発したホールが見えてきた!




みんなが出迎えてくれたが


そこに、


お義兄さんの姿がない。




みんなの分のスタンプを


ひとりで全部押してくれているんだよ。





あたくしたちはスタンプポイントを


見る余裕さえなかったけれど


彼はずっとみんなの分の用紙をひとりで持って


すべてにスタンプしてくれていたのだ。






たったジュース1杯のために。





ゴールドカードを何枚も持っているほど


稼いでいる男が。





みんなが無事に到着すると


水着に着替えてスパへとむかった。




大泣きしていた娘は


スパですっかり元気を取り戻し


プールでニコニコして泳ぎ出した。




そこへ


お義兄さんがやってきて娘にこういった。




娘ちゃん、いい経験をしたね。





これも娘ちゃんのネタだね。





なんにもネタのない人生なんて


つまらないじゃない?





さすがだよ!







あぁ、なるほど!




だからこの人


本当なら200円のジュースなんて


何百杯だっておごってあげられちゃうのに




あえて、みんなで土砂降りの雨の中


苦労して、スタンプをすべて押してまわって


完成させたんだ。






これも一つのネタになる。





翌日から10日間


中国に出張だというのにこんなに頑張っちゃって。




オホホホホホホホホホッ


       オホホホホホホホホホッ






おちゃめよね、お義兄さん






バカ de フルライフ





バカ de フルライフ-Image020.jpg




バカ de フルライフ-Image021.jpg




でも、今思えば


ただ普通に高原に行って遊んできました、だったらさ






あたくしらしくないわよね?




ヒャダ!


運命の神様ったら








よくわかってらっしゃる!




オホホホホホホホホホホホッ


        オホホホホホホホホホホホホッ






さ、


今日も元気にワンダフルなバカダフルライフを!


柿田さくらでした。


にほんブログ村 ライフスタイルブログへ


■敏腕おっかさん 発売開始!!■





あなたもバカダフルライフを楽しみませんか?


ぜひ、おっかさんをご活用ください!!





詳しくはこちら→コチラ






::::::::::::::::::::::::::::::::::::


■おっかさんさしお茶飲み会■





おっかさんとゆっくりさしで語り合いたい方


お申し込みはこちら→ コチラ