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いよいよDLCが目前のエルデンリング。
新たにキャラクリの髪型が追加されるとかで、地味に文欽高島田ぽいのを期待している。使わないけど。
褪せやん諸君はDLCに向けて戦いの準備を進めているかと思うが、エルデンリングのストーリーは把握しておるだろうか。
シリーズの伝統でまともにストーリーを語らないせいで理解している褪せやんは少なさそう。
ムービー見てるだけじゃマジでなにやってるのかわからん。
物語をちゃんと理解するためにはアイテムのフレーバーテキストを読み漁らなねばならず、アイテムコンプ前提というハードルの高さ。
それでもすべてが解明されるわけでもなく。
わたしはストーリーだけならソウルシリーズでいちばん好きな作品なので、よくわからないままの褪せやんがいるのは寂しいところ。
特に今作は情報量が多いから途中で投げ出す褪せやんは多そう。
考察勢の有志でも完全に理解しているひとはたぶんいないはず。
人物や事件ごとの考察は的確だったりするんだけど、複数の説がどれも解釈の余地があったり、また時系列で食い違いがあったりする。
わたしも今でこそあるていど整理がついたけど、最初のうちは知ろうとすればするほど混乱したもんだ。
フロムはDLCまえに世界設定本とか出すべきだったろう。もう遅いけど。
オープンワールドがクソでも世界設定は魅力的だからもったいない。
フツ-にプレイしてると『大いなる意思』が永遠の都にアステールを送り込んで滅ぼした理由など知るよしもない。
わたしはノクローンと永遠の都を混同してたな。
マリカとラダゴンが同一人物というのは接触しやすい情報なので、ゲーム中でもわかるんだけどね。
宵眼の女王なんてのは主要人物なのにゲーム内でほとんど語られない。考察界隈もマリカ説やメリナ説にライカード説まであって、いまだ釈然としないまま。
二本ゆびと三本ゆびが、もともと五本ゆびだったのはだいたい想像つくかもだけど・・・。
ゲームのプロローグになってる『陰謀の夜』も全貌はかなり複雑だったりする。
フツーにゲームを進めるだけではマリカが被害者側で、部下のマリケスに守らせていた死のルーンを盗まれて息子のゴッドウィンを殺された、くらいしか把握できない。
でも実は稀人時代のマリカが永遠の都で黒き刃たちと親交を深めていて、ラニたちと共謀してマリケスをハメたとか。
当初は殺害対象がゴッドウィンじゃなくラダゴン(マリカの男性人格)だったとか、それに気づいたラダゴンが妨害工作してゴッドウインが死んでしまった(魂だけ)とか。
いやまずわからんて・・・。
そんで想定外の事態にマリカがブチギレ。エルデンリングを破壊して黄金律を投げ出すと、2本ゆびもブチギレ。そんでそんでマリカが磔にされたあと、われら褪せやんのゲームスタートである。
フレーバーテキストを読まないと、まるで実態とちがう薄い物語の解釈で終わってしまう。
わたしもクリアまでは話しつまらんと思ってたクチである。
でもこの匂わせスタイルは読解力が超絶劣化したといわれてるZ世代にはウケないよねえ・・・。
DLCは本編ではあまり出番のなかったミケラが主役っぽい。
少なくともミケラだけはちょっと復習しておいたほうがよさげ。
ミケラとマレニアはマリカの単為生殖で生まれた双子で、単為生殖が災いし永遠の幼さと腐敗という呪いにかかった不完全なデミゴッドだった。
ミケラは妹マレニアの腐敗を取り除く術を探すものの、母マリカの掲げる黄金律の不死さえ腐敗には無力だった。
マレニアの腐敗は、ミケラの作った無垢金の針でなんとかくい止められていた。
ミケラは腐敗に苦しむマレニアと、黄金律に見放された弱きものたちを救いたいと、黄金律にかわる新たな律を生み出すべく、自らを核として新たな黄金樹になろうとした。
しかしミケラは、血の君主モーグに己が神となる儀式のため誘拐されてしまい、聖樹は成長の半ばで抜け殻となってしまう。
一方のマレニアは、ラダーンに対抗すべく腐敗の力を解放するためミケラの針を抜く。
マレニアの腐敗を浴びたラダーンは狂い、マレニアも力尽きる。
マレニアは再び腐敗の花と咲いて生まれ、朱い腐敗を撒いてケイリッドのエオニアは腐敗の沼と化した。
このとき腐敗の沼からゴーリーたち腐敗の眷属と、ミリセントとその姉妹たちが生まれる。
マレニアが抜いたミケラの針は腐敗の沼に浸かり、のちにラダーン軍の宿将オニールに拾われる。
聖樹へと戻ったマレニアはひとり、抜け殻となった聖樹のもとでミケラの帰り待ち続けた。
誘拐されたミケラはモーグの伴侶として繭に閉じ込められ、繭の中は血で満たされていた。
しかしこれはミケラの策略。
黄金樹が育つには血が必要で、新たな聖樹を育てるには幼いミケラでは血が足りなかった。
ミケラには洗脳や誘惑のチカラがあり、血の君主モーグに自らを愛することを強いて、聖樹への輸血のためにモーグを利用した。
またモーグが持つ血炎の火は腐敗を抑えるものでもあった。
マレニアはすべてを理解したうえでミケラの帰りを待っているのだろう。
・・・しかし。
繭の中を覗くとミケラがまるで老人のよう。モーグには幼い子供に見えている?
モーグは幻惑のデバフもかけられているのだろうか。
どうりでミケラにしてはデカいと思ったけどね。あきらかに輸血の影響じゃなく別モノ。
このジジイだれよ・・・。ミケラどこいった。
まさかホントに『主人公がミケラ説』あるんじゃないだろうね。
ミケラのおさらいはこんな感じ。細かいとこは端折ったけどね。
なおこのモーグウィン王朝こそDLCの入り口である。
まあDLCでもすべて解明なんて気前のいいことにはならないかと。
複雑すぎて作者のジョージもワケわかんなくなってたりしない?
DLCではメリナの正体がちゃんと明かされて欲しい。
仁義なき『ミケラの魂説』『宵眼の女王説』の闘いを終わらせてよ。
宵眼の女王が有力ぽいけどね・・・。マリケス撃破後に左目の獣爪ぽいイレズミが消えて、狂い火エンドで宵眼が見えちゃうし。
ミケラの分け身説もかなり濃いとは思うんだけどさ。
繭の中がジジイだったのもけっこう怪しい。
頼むからDLCではNPCフラグ消えるやつやめて。祝福全リセットで2周目とかやりたくないんよ・・・。
だいじょうぶよメリナ。2周目をやる必要が無い限り、あたいが狂い火エンドに行くことはないから。
つまり、もし2週目をやらざるを得ないときには・・・・ごめん。
だって、
2回もゆびプルプルさせて落ちゲーやりたくないんだもの。初回で狂い火エンドの報酬もらっておきたいんよ・・・。
2週目はちゃんとエルデの王でゴールにするからさ。
ともかくDLCは明日開幕。
最速攻略の方、取り返しがつかない要素の情報待ってます。