ドラクエビルダーズ2 夏本番、苦汁の天井模様替えの巻 | 勇者はタンスをあけるもの

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ブログの説明は内容をもってかえさせていただきます☆

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色を変えると個性や風味が失われるものがある。

 

リアルの世も男女問わず顔面アーティストで溢れているけど、違和感が半端ないこともめずらしくない。その想いとは裏腹にナチュラルの方が良かったりするのだが、本人は納得しない。

 

風呂のイスを引き合いにするべきではないか。

 

 

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無料アップデートで色変更可能パーツが増えたわけだけど、既存建築のパーツがそれだったりして色の模様替えをすることもよくある。

 

本音としては最初から解放しといてよっていうね。あとでも先でも同じだろうに。

 

 

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室内の明るさを保つための全面ガラス天井も色変更可能になったのだが、それは全面張り替えという苦行を意味する。

ブロックではないのでリフォームコテの一括作業ができないのだ。

 

ココはこれでいいはずなんだ。

そう言い聞かせながら他の作業をしつつチラチラ天井のカラーマッチングをシミュレートする。

 

そしてふと1枚だけ差し替えてみたブルーのガラス板がいい感じにハマった。

ハマってしまった・・・。

 

どうしても張り替え作業をしたくない。

 

和風内装との整合性などとデフォルトのブラウンを推して説得にかかるのだが、ブルーが強かった。あまりに強すぎた。

 

考えてみれば満点の青い星空に、ましてや澄みきった青い空にブラウンのフレームは邪魔でしかない。わたしは目を背けていた。そうなのだ。建築家は、床の張り替えを惜しんではならない。いや天井だ。

 

やってやろう。

自分で決めたこと、好きなことなら、どんな向かい風でも進めるはずだ。

 

ツライ。苦しい。

よくアイドルや芸能人だのが泣きごとを漏らすけど、世の人々の多くは嫌いなことをそんな思いで全うしている。好きなことをやれるだけでそもそも幸せなのだ。

 

 

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なんだこの作業は。

 

好きなことをやってるはずなのに、なんという倦怠感。

 

あれほど数えるなと念じていたガラス板の総数は、

 

1764枚。

 

わたしの目測では700枚だったのだ。

人間の脳がいかにプルンプルンかを思い知らされた。これはひとごとではない。

 

目を離せないこの作業は、いつもの録画版マツコの知らない世界の視聴プレイができない。

黙々とガラスを割り、粛々とガラス板を張り替える。

 

 

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1764枚という凶暴数に、たびたび染料が尽きる。

 

ブルーなんてそう使うものではなかったし、原料のウリナスが底をついた。

あれほど存在を舐めていたウリナスに助けを乞うことになるとは。屈辱である。

 

 

・・・ふと回想する。

 

わたしが指定したハンマーシールで現場を転々とするおおきづちはどんな想いでハンマーを振っていたのだろう。

途中でやめたくせに終わったような顔して戻ってきたこと、今では許せそうだよ。

 

 

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ちょっとだけファンシーさが醸されてしまった感じがする。気になる。シナモロールの幻覚が見える。

大丈夫、目が慣れてないだけだ。

 

ダイソーで買ったブックスタンドも今では立派なドアストッパーとして馴染んでいるではないか。

 

見守ろう。