希望の土地が見つかった時、次の行動は? | マイホーム購入トレーニング★住トレ★

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希望の土地が見つかった時、あなたの取る行動は?

『手付金を支払って、即契約!』なんて行動はいけません

物事には何事も“順序”というものがありますよね。正しい順序で土地購入をしないと無駄な時間と労力を費やすことになってしまいます。

“土地購入の流れ”をしっかり頭に入れ、しかるべき段階で購入の意思決定を行いましょう。

≪土地購入の流れ≫

1.資金計画を立てる・・・頭金、借入金、さらには事務手数料等を含む諸経費を算出します。ここでは返済計画もしっかり立てておきましょう。土地に予算をかけすぎると建物の予算不足は必至です。注意して下さいね

2.情報収集をする・・・住みたいエリアを決め、価格、地域、駅からの距離、広さ、環境や利便性などの情報収集を行います。何を一番優先するかを決めておくと、迷った時にそこにたち帰ることができます。

3.現場見学をする・・・周辺環境や利便性、そして土地の状況を自分の目で確かめて下さい。1回だけでなく、平日の朝夕、休日の昼時の最低3回は訪問しておけば周辺環境がある程度把握できると思います。

4.購入の意思表示をする・・・売主に対し、購入の意思表示を書面で行います。この時に、具体的な価格や条件、引渡し時期等の交渉を行います。また、この段階でローンの事前審査、重要事項説明を受けます。契約時には売買価格の1%程度の手付金が必要となります。

5.ローン契約を行う・・・事前審査が通れば、ローンの種類や返済期間、保険加入の有無などについて確認を行いローン契約を行います。

6.残代金の支払いと引渡し・・・ローン承認後、売主に対して、残代金の支払いを行います。引渡し時に登記など関係書類の確認を行います。

これが一般的な“土地購入の流れ”になります。1~3のどの段階で“希望の土地”が見つかったとしても、1~3の段階どれ一つとして省いてはいけません。

特に、3の現場見学は重要です。できれば重要事項説明前に、重要事項説明書の写しをもらい記載されている内容が間違いないのかを自分自身で確認する時間を作って欲しいと思います。

また重要事項説明書には、「地盤が軟弱だ」、「造成に費用がかかる」などといった資金計画を狂わせてしまうかもしれない要因についての記載はありません。自分自身で記載のない土地特性をしっかりと見極める時間も必要となってきます。

よって、“希望の土地”が見つかった時には、直ぐに飛びつくことなく、1度冷静になって、“失敗しない土地”なのかを判断しなければなりません

立地や価格、環境などはOKだとしても、必ずどこかに欠点があったりします。パーフェクトな土地がないと言われているのは、こんなところからかもしれませんね。