第5章

そろそろ春のクローラーベイトシーズンになりそうですが、

使うラインって?

何?

と言う質問がありましたので、

クローラーにおけるラインの変化で

何が変わるか書いていきたいと思います。

まず、私はPEとフロロカーボンラインがメインです。

当初はフロロで使っていましたが、

大きく分けると、ナイロン、フロロは

伸びがある為か?

アクション、音が、柔らかくなります。



少し分かりにくいですが、

PEラインを使用すると

アクションの立ち上がりとピッチが早くなり、

カチカチ音の金属音が激しく鳴るようになります。

フッキングに関しては、前項にもありましたように、激しいバイトが多いので

あまり変わらないように感じます。

使い分けはナチュラルに誘いたい春先はフロロ、

対岸撃ちなどアクションのレスポンスが必要な時はPEと言ったイメージでしょうか?

その時にどんな釣りで組み立てるかで変える事が多いですね!

なぜなら多投しないから!

次は、そろそろな早春のクローラーベイトについてですかね?


第4章

フェザーフックは純正でセットされてあるメーカーと無いメーカーに分かれますが、私はフェザーフックを付け初めてバイト数、ミスフッキングが減ったように思います。

ルアーの移動距離を抑えたり、バイト時に飛ばされにくかったりメリットが多数ありますが、その中でも、
フェザーがうねるアクションが魚のスイッチを入れると考えています。
また、ルアーのシルエットを誤魔化す効果もあると思います。
■ ケース1
この時は夏のリザーバー、ボイル撃ちだったのですが、使用ルアーはハイフィン・クリーパーポリウッド、チャートベリーにオレンジのラインが入っています。
しかしメインベイトはアユ、サイズは7cmぐらいと、サイズ、カラー共に外れています。
そしてボイルがあった場所にキャストし、しばらくカチャカチャ引いていて10秒程引いた時に出ました!
バスはおそらくベイトを探していたはずです。
しかしクローラーベイトの動き、飛沫、フェザーのうねるようなアクションに騙されたのではないかと考えています。


■ケース2
春の河川で流入に差してきたプリスポーンのバスを、クローラーベイトでサイトフィッシュ!
4月前半、この時期のメスバスは特に警戒心が高くルアーやラインを水中に入れた途端に見切るバスの多い時期です。
使用ルアーはシグナルリザードクローラーで見切られないぐらいのスピードとフェザーの動きでバスの後方から引き、バスはルアーの真下で数秒止まっていましたが、リトリーブスピードを上げた瞬間にバイトしました。ルアーのポテンシャルもありますが、フェザーが見切らせないアクションをしていた事も良かったです。もちろんフッキングはフロントに付けていたフェザーフックでした。






第3章

前章でも書いた、

威嚇系?喰わせにもなるとは?

トップウォーターで釣りをするとどんなバイトだったか?フックがどこに掛かるのか?を気にする方も多いと思います。

クローラーベイトのバイトはドッパーンと激しく出る事が多いので、威嚇系バイトでは?と考える方も多いのですがこれまでキャッチしてきたバスの8割ぐらいが、フロントフックにバイトで、時にはフロントフック3本全てにフッキングしています。




どう言う状況かと言うと、完全にルアーの動きを止める、フロントフック周辺の1番弱い部分へのバイトです。そして稀に3本のフックがフッキングしている事から口を完全に閉じている状態で、本物のエサもしくは完全に動きを止めたいと言う、捕食でもあり興奮状態からの本気喰いとも考えられます。
通常の威嚇系バイトではルアーが飛ばされるだけだったり口を開けない体当りバイトも多いので、クローラーベイトのバイトは、バスのスイッチの入った捕食系バイト、クローラーベイト特有のバイトと言えます。
このバイトは特にある程度スピードのある引き方でルアーから金属音が出るような物に特に多いと思います。
実際に威嚇なのか?捕食なのか?論議になるところだと思いますが、このようにクローラーベイト特有のバイトがある事も魅力のひとつです。

そして、もう一つクローラーベイトのバイトがあります。
それは喰わせ系バイトです。
良くサイトでもクローラーベイトで反応する事があるのですが、どちらかと言えばかなりデッドスローに引き、吸い込みバイトのように波紋は小さく水中に吸い込まれます。
テールフックにもフッキングする事が多く、まるで水面の虫を喰ったかのようなバイトです。
水面で悶える生物をイミテートしていて、バスが一定のアクションに我慢出来ずについばむと言った感じでしょうか?

そして私的に重要な事に、
喰わせのキーはフェザーフックにありと言う事です。
第1章でも触れましたが、次はフェザーフックの考え方についてです。