第3章

前章でも書いた、

威嚇系?喰わせにもなるとは?

トップウォーターで釣りをするとどんなバイトだったか?フックがどこに掛かるのか?を気にする方も多いと思います。

クローラーベイトのバイトはドッパーンと激しく出る事が多いので、威嚇系バイトでは?と考える方も多いのですがこれまでキャッチしてきたバスの8割ぐらいが、フロントフックにバイトで、時にはフロントフック3本全てにフッキングしています。




どう言う状況かと言うと、完全にルアーの動きを止める、フロントフック周辺の1番弱い部分へのバイトです。そして稀に3本のフックがフッキングしている事から口を完全に閉じている状態で、本物のエサもしくは完全に動きを止めたいと言う、捕食でもあり興奮状態からの本気喰いとも考えられます。
通常の威嚇系バイトではルアーが飛ばされるだけだったり口を開けない体当りバイトも多いので、クローラーベイトのバイトは、バスのスイッチの入った捕食系バイト、クローラーベイト特有のバイトと言えます。
このバイトは特にある程度スピードのある引き方でルアーから金属音が出るような物に特に多いと思います。
実際に威嚇なのか?捕食なのか?論議になるところだと思いますが、このようにクローラーベイト特有のバイトがある事も魅力のひとつです。

そして、もう一つクローラーベイトのバイトがあります。
それは喰わせ系バイトです。
良くサイトでもクローラーベイトで反応する事があるのですが、どちらかと言えばかなりデッドスローに引き、吸い込みバイトのように波紋は小さく水中に吸い込まれます。
テールフックにもフッキングする事が多く、まるで水面の虫を喰ったかのようなバイトです。
水面で悶える生物をイミテートしていて、バスが一定のアクションに我慢出来ずについばむと言った感じでしょうか?

そして私的に重要な事に、
喰わせのキーはフェザーフックにありと言う事です。
第1章でも触れましたが、次はフェザーフックの考え方についてです。