調理師になろう!あなたの知らない日本料理 -10ページ目

調理師になろう!あなたの知らない日本料理

料理発想のヒント、考え方、調理法、調理士の心得など料理人になるための色々な情報を発信していきます。

 

初ガツオは厳密に言うと

陰暦四月朔日(ついたち)以降七日までの

間に関東沖で獲れたカツオのこと

 

卯月の異名は「もうか(孟夏)」

新暦では4月下旬から6月上旬ごろになる

 

江戸時代にはべらぼうな値段で

取引されていたようで

江戸中期の天明のころがピークで

一尾が約2両で取引されたそうです

 

冬から春にかけて出回るシビマグロ

酒の肴としては不向きなマグロでがまん

してきた江戸っ子

 

肉のいたみやすいメジマグロに

倦あきした江戸人士が

さわやかな青葉を見て心浮き立ち

なにかうまい肴はないものかと

望んでいるところへ

 

いきいなせを絵にしたような縞の

衣装をまとった初ガツオが登場した

それがまた季節にふさわしい爽快な

味の持ち主だった

 

とりわけ名高いのが叩き

三枚におろしたカツオを藁火であぶり

1.5センチくらいの大きさに切ってから

包丁の背で軽く叩きます

このとき包丁の背に酢をぬり叩くに

先立って身にふり塩をする

叩くのはこの塩と酢を身に浸み込ませる

ためです

 

辛味にはからしが本格となっていて

からしは背の青い魚特有の生臭味を消し

殺菌効果期待できるかで

時季的にも合理的と言える

 
   

漫画家こうの史代さんが2004年に発表された

『夕凪の街 桜の国』

2018年の今の広島が加わり86日に

NHK広島放送局開局90年ドラマとして

蘇ります

 

光り輝く無霜地帯の瀬戸内

 
 

赤松にまつたけが群生する

西城や世羅などの盆地

こんにゃくが名産で畑地が多い

神石の高原

北海道の旭川に匹敵する

低温積雪地の中国山脈下の県北

広島県はまさに日本の縮図です

 
 
 

広島は

「山と海、無霜と豪雪、山陽と山陰、

いにしえと現代とが交錯する

食の万華鏡」『㈳農山漁村文化協会』