こんにちは。私の知り合いが最近、面白い話をしてくれました。
彼は、日本人でやはり海外に住んでいます。。。
彼のところに、ある日、突然、全く見知らぬ外人から丁寧なメールが来ました・
差出人は、カンボジアのある銀行の副社長。メールの内容は
「実は、自分の銀行の大口日本人顧客が、約10年前になくなり、その人の預金残高が
そのままずっと放置されている。彼の身内は既になくなっており、
唯一残っていた兄弟もインドネシアの大地震でなくなり、全く親戚がなく、この残高を
引き続ぐ相続人がいない。このままだとカンボジア政府に没収されてしまう。いろいろと
相続人を探したところ、たまたまあなたの姓が彼と同じなので、あなたが相続人となってこの残高をそのまま相続してくれないか?、残高は、US$17,000,000 (約17億円強)。
カンボジアの相続の法律に則って、
弁護士とカンボジア裁判所への手続きはすべてこちらでやります”
もし、日本政府当局へに届けが必要なら、それもすべてやります。
あなたは、なにも心配いりません。
もし、あなたが同意をしてくれのなら、この話を極秘に進め、
手続きが終わり次第、あなたの銀行口座へ振り込みます。
」
という内容でした。あなたならどうですか?
当時、老後の資金計画などを考えていた私の知り合いは、いろいろと熟考した結果、とりあえず、
この話を進める方向にしました。
怪しい、と思っていても、やはり人間の心理で、”でも、もしかして”、が働くんでしょうね。
もし、17億円手にしたら、どうしよう、、
夢が膨らみます。
もちろん、同時に彼の方でもいろいろと自分の国や日本の法律をできる限り調べました・
日本の相続の法律も
海外から日本の弁護士事務所へいろいろと問い合わせをして調べました。
こういう所へ問い合わせて弁護士を紹介してもらったようです。↓ ↓
身の回りのことでお困りのことはありませんか?
全国800の事務所からあなたにピッタリの専門家をご案内します 
しかし、メールや電話で先方とやり取りを
しているうちに、ちょっと不自然なことがわかってきました。
メールでのやりとりは、きちんと英語で書いてくるのに、いざカンボジアに電話をしてみると
先方はほとんど英語がしゃべれない。
ちなみに、このカンボジアの銀行の公式Web-siteをチェックすると、
その彼の名前が顔写真といっしょに、立派にプロフィールが英語で載せられています。
しかし、改めて、メールの内容を精査すると
プロの銀行員ではありえないような応対のメール、
う~む??? もしや。。。。????
しばらくして
日本の弁護士事務所から回答が来ました。これが決定的になりました。
”被相続人が日本人の相続は、たとえ、海外であろうとも、日本の相続税法が適用される。
(なお、海外居住者の場合、相続税の支払いは日本では免除になる場合があるが、)
誰も相続人がいない場合には、最終的には、日本国家に没収される。”
これで、すべて解決。
知り合いは、以後、全て連絡を断ち切りました。
多分、この偽銀行員も、弁護士もすべてグルだった、のかも。。
彼曰く、
”お陰で、日本の相続法の勉強がきました、それと
少しの期間だけど17億円の夢を見せていただきました。”
この手の話は、海外では、結構出回っているようです・
たとえば、カンボジアをアラブ首長国連邦にかえたりしてストーリーを作っています。
くれぐれもご用心を!!


