夏休み 蓼科旅行・2日目(2012.7.30) | バニラと過ごす日々

バニラと過ごす日々

愛娘バニラ(ミニチュアダックス、2023年3月18日逝去、15歳9ヶ月)と過ごした日常の記録です。

ペンション『Finland』さんで迎えた蓼科旅行・2日目の朝。

今日もいい天気です晴れ


昨夕こちらに到着した際、中庭で遊びたがっていたバニラ姫。


その願いを叶えるべく、朝食前に覗いてみたところ…。

「アタイの貸し切りじゃないみたいでしゅよんあせる


先客がいたため、ワンコが得意でない姫は そそくさと退散。


結局、皆さんのチェックアウトを待ち、「今なら独り占めですよー」と声をかけてもらってから、

念願の中庭に改めて足を踏み入れたのでした。


「お待ちかねでしゅからー音譜とまずは隅々までチェックし、

その後は走ったりクン活したりと、緑の広場を贅沢に独りで使わせてもらったバニラ姫。


おかげで宿を発つ時刻はだいぶ遅くなったけれど、のんびり旅行だから全然OKです。



カエル  カエル  カエル



この日、最初に訪れたのは「御社鹿池」。


東山魁夷の作品「緑響く」のモチーフとして有名な、超ビューティフルなため池ですが、

木陰がなくてアッチッチーだったため、早々に引き上げ…。


本日のメイン・スポットである「横谷峡」へ向かいました。


蓼科の秘境とも言われるここ「横谷峡」。


木々が茂る散策路に足を踏み入れると、そこはヒンヤーリな別世界雪の結晶

頭上からは鳥のさえずりとセミの声が降り注ぎ…。


耳をすませば渓流のせせらぎも聞こえてきます。

「タンケンでしゅよ、タンケンアップと姫のテンションも爆上がりです。


散策路沿いに点在する奇岩や大小の滝に出合うたびに、

「変なカタチの岩しゃん、見つけたー目と目を丸くしたり、


「まいなすいおんってヤツが、いっぱーい音譜と、

滝つぼからの飛沫を体で受け止めたり。


さすがにドドドーと大きな音を立てる巨大な滝の前では、

「ちょっとコワイかも、でしゅよんあせるとビビリ顔になっていましたが…。


最後は渓流の中にじゃぶじゃぶ入り、

「ちょー冷たくて、ちょー気持ちいいーわんわんと再び笑顔に。


かくしてバニラの気の向くままに歩くこと約2時間。

笑顔とマイナスイオンたっぷりのハッピーな散策となりましたよー。



カエル  カエル  カエル



(かなり)遅めとなった昼食は『蕎茶寮 いけ野』さんでいただきました。


緑豊かなテラス席でいただく、高原野菜の天ぷらと喉ごしの良いお蕎麦はベリーグッドグッド!

「かぼちゃしゃんと おナスしゃんが、ありましゅけど…目


天ぷらの中に目敏く好物を見つけた姫と一緒に、ゆったりとしたランチを楽しみました。



食事を終え、今夜の宿に向かう途中で立ち寄ったのは「蓼科湖」です。

お昼ご飯で膨らんだお腹をへこませようと、少し湖畔を歩いたのですが…。


湖からそよそよと吹く、優しい風を感じているうちに、

次第に瞼が重くなり…。


「お父しゃん、アタイは ちょーネムネムでしゅよんぐぅぐぅ

小さな声でそう言うと、眠りの世界へ落ちていったバニラ姫。


もちろん私もその隣で、一緒にお昼寝をしましたよ、グーグーぐぅぐぅ



そしてふと目を覚ませば、周りはすっかり夕暮れの景色にビックリマーク


慌てて本日の宿 『ホープロッヂ 乗馬牧場』さんに向かい、チェックインしました。

今夜は西部劇っぽい雰囲気の、お馬さんがたくさんいる施設に泊ります。


到着が遅かったので、お馬さんたちはすでに廓に入ってしまっていましたが…汗


きっと明朝には会えるはず。


ビビリのバニラは、お馬さんたちと「おはようございますわんわん」って挨拶できるかなーはてなマーク


そんなことを考えながら眠りに落ちていく、夏休み2日目の夜なのでした。