早朝から何してんねんって突っ込まれそうな、116katsuビィクトリーのホンマです。
前から気になってたこと調べました
身の回りのスマホやパソコン周辺機器をつなぐケーブル、気がつけばどんどん形が変わってきたと思いませんか?特にUSB端子。昔は大きな四角い端子をよく見かけましたが、今では小さくて裏表を気にしないType-Cが主流です。今日は「USB-B」「Micro USB」「USB Type-C」へと進化していった過程と理由を振り返ってみます。

最初に登場したのは「USB-B」。これはプリンターや外付けHDDなどでよく使われた、角ばった大きめの端子です。パソコンと周辺機器をつなぐ役割としては十分でしたが、スマホのような小型機器にはサイズ的に不向きでした。
そのために登場したのが「Micro USB」。スマホやタブレット全盛期に一気に普及しました。小型化により持ち運びしやすく、裏表を確認しながら差し込むのが日常の光景でした。当時は「充電とデータ転送が一本でできる便利な規格」として評価されていましたが、使い続けるうちに端子部分が弱く、抜き差しで壊れやすいという弱点もありました。
そして現在の主役「USB Type-C」。これが登場した背景には、スマホが高性能化してデータ通信量や充電速度が格段に上がったことがあります。Type-Cは小さいのに左右対称で裏表を気にせず差し込めるうえ、高速データ通信や大容量の電力供給にも対応。スマホだけでなくノートPC、ゲーム機、タブレットなど、多様な機器をカバーする万能端子になりました。さらに国際的にも「端子の統一」を求める声が強まり、ヨーロッパでは法的にType-C採用を義務づける流れまで進んでいます。
つまりUSBの進化は「機器の小型化」「利便性の向上」「高速化と大電力対応」という三つの理由で進んできたわけです。ユーザーの「もっと簡単に、もっと早く、もっと壊れにくく」という要望が形を変え、今のType-Cにたどり着いたとも言えます。これから先、ワイヤレス充電や無線データ転送がますます普及していくでしょうが、当面はこのType-Cが生活の中心を担いそうです。