採用品の経過措置をチェックする | 病棟薬剤師&DIやん

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医療従事者の方々向けに書いています。非医療従事者の方々はここに書いてある情報を鵜呑みにせず、必ずかかりつけ医・薬剤師等にご相談ください。

 

↑ MySQLを使って、薬局データの分析を試みています。


当院の電カルはSSIです。
電カルから採用品リストを取得して、CSVにするのを↓で説明しました。

 

 

今回は、このCSVファイル(以下①)を活用して、
採用品の経過措置の有無をチェックします。

ちなみに、①には、YJ_codeが含まれています。

経過措置が確認できるデータといえば、
診療報酬情報提供サービスの医薬品マスター(以下②)。

ところが②にはYJ_codeが含まれていません。
ですので直接、①とは結合できません。

もう一つ、無料で手に入る医薬品マスターといえば、
MEDISの医薬品マスター(以下③)。

③には、YJ_codeがあり、
しかも③のレセプト電算処理システムコード(1)は、
②の医薬品コードと結合できるので、

③を介して①と②は結合できることになります。

↓こんな感じのSQLになります。
SELECT s.YJ_code, s.name, v.keika_soti_nenngappi FROM saiyou s 
INNER JOIN (SELECT kobetu_code, receipt_code_1 FROM medis GROUP BY receipt_code_1) m2 ON m2.kobetu_code = s.YJ_code
INNER JOIN vimf_y v ON v.iyakuhin_code = m2.receipt_code_1
WHERE v.keika_soti_nenngappi != 0
ORDER BY v.keika_soti_nenngappi, s.YJ_code;

結果、50個程度の経過措置品があることがわかりました。