短歌集 『霜月』 参 | ヽ(´∇`)ノ日和♪

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自作の詩や音楽についてのブログです♪




君の手は
とても小さく
震えてて
それでも僕を
引っ張ってくれる



  リボン


夜に鳴く
鳥の声 どこか
哀しげに
朝の来るまで
空へと叫び



  リボン



少しでも
君と並んで
歩きたい
僕はちょっぴり
歩幅を狭め



  リボン



指先を
絡めて伝う
ぬくもりと
その優しさが
手をつなぐ意味



  リボン



「あいしてる」
その響きだけで
強くなる
この足取りは
揺らぐことなく



  リボン



街の色
変わりゆく日々を
積み重ね
やがては虹の
輝きを見る



  リボン



身体中
風を感じて
空を舞う
くるりくるりと
枯葉のように



  リボン



「ありがとう」
ありふれた今日に
ありふれた
言葉で包んだ
変わらぬ気持ち



  リボン



君からの
電話を切れば
静かなる
部屋の広さに
はたと気づいて



  リボン



灰色の
朝を歩いた
道すがら
光り輝く
微笑みに逢い



  リボン



夕空の
その先にある
明日には
消えゆく憂いと
まだ見ぬ出逢い