通貨危機とは、固定相場制をとる国からの資本流出に伴って、攻撃的投機によって当該国通貨が外国為替市場において一方的に売却され、固定相場制の放棄や為替相場の再調整を余儀なくさせるような状態をいう。

このような攻撃的投機は投機アタックとも呼ばれる。

固定相場制において一方向への予想が成立することは、従来から指摘されてきた。

これは、切り下げられる可能性のある通貨の売却に際してはたとえ予想が外れて切下げが実施されなかったとしてもほぼ損失が発生しないため、全投資家が当該通貨の売却側にまわる可能性があるということを意味している。