
Photo by TOMOさん
街中で独り言を呟いているかたを見掛ける事がよくあります。
10年くらい前 多摩川に向かう電車内で、隣に座っていた男性がかなりはっきりとした独り言を呟いていたことがありました。
「 ちくしょう 」 とか 「 ふざけんじゃない。なめたらどうなるのか分かってんだろうな 」 とか、
ずっと不満や憤りを普通の音量で喋っているのです。
私は本を読んでいたのですがとても不安になりました。
何人かのかたはすぐに他の車両に移動しましたが、何せ私はその人の隣でしたから席を移動しようかどうかとても迷いました。
でもあからさまな移動はしないほうが良いのではないかと・・そんなことを思ったのです。
妄想なのか、現実問題として口にせずにはいられないような状態だったのか、
理由など知る由もありませんでしたが、憤りを口にしている様はやはり異様な光景でした。
その男性がどの駅で降りたのか記憶していませんが、
移動もせずじっと同じ席で我慢していた私は、男性が降りたのを確認した途端 体が震えました。
もう少し席が離れていたら私も他の車両に移ったと思います。
怖い思いをしてそこに居る事は無かったと思いますが、何故かあの時は動けなかったのです。
帰宅してあっちゃんにこのことを伝えましたら、
「 気持ちは分かるけど、そういう時は他の車両に移るかいったん降りるかしたほうがよいね 」 と言ってくれました。
今後同じような事があった時は、そのように対処しようと思います。
