青森駅 4月22日(土)10時00分 スタート
下関駅 5月11日(木)20時53分 ゴール
記録: 19日+10時間53分 466時間53分 (制限:564時間)
順位: 8位 (エントリー12名、出走12名、完走11名)
注意事項
① チェックポイント36か所 ⇒ CP通過連絡フォームで報告
② 専属サポーター可能 ⇒ 今回は単独で出場のため、すべての荷物は持参
③ コース上の休憩、宿泊施設の案内・斡旋はすべて自身で行う
この大会への出場を決めた動機は、2021年「川の道フットレース513km」に出場した際に、
同時期に「第1回本州縦断フットレース1550km一斉スタート」が開催されており有力な選手が出場していたことによります。
「出来る・出来ない」考え ⇒ 「やる・やらない」考え へシフトチェンジし、
2023年4月22日10時のスタートラインに立つ事を最優先事項として取り組んできました。
仕事や生活スタイルを変えていく以外の日々の練習では、以下の事を考えていました。
① 上を目指す ⇒ 距離的な向上
② ワクワク・ドキドキを感じる ⇒ わからない事に対して準備していくこと
③ 目標達成した時はゴールではなく、新たなスタート
⇒ 日本縦断(佐多岬→宗谷岬)3000kmへの想い
約20日間のレース(旅)の中で学んだ以下の3点に関して、HGR的に伝えたいと考えます。
① 走行距離に対する適応+リセット方法
② 単独走ゆえの楽しみ方
③ 日本縦断(佐多岬⇒宗谷岬)3000kmへの道程
① 走行距離に対する適応+リセット方法
私の1大会での最長距離は580km、月間最高走行距離約800kmであった。
準備期間では、16~18時間で100kmを移動、休憩・食事・準備で6~8時間、特に睡眠時間は4時間を確保で計画をしていた。危惧していたのは、上記の距離を超えてからの自分にとっての未体験ゾーンであった。
96時間(4日)経過で415km通過、身体的に変調が現れたのは600~700kmそして約800km辺りが筋ダメージや足裏の肉刺の症状が顕著となった所であった。→ 1日に70km程度しか
移動できなくなっていた。
リセット方法は食事+睡眠が一番であるが、食事は問題なく摂れていたが、睡眠時間を6時間確保するようにした。2日間かけて睡眠時間を確保することで1000km以降から1日平均移動距離が約80km程度に回復し、18日目の95kmにつながった。
ただこの期間は「きつい」や「つらい」という感情はなく、自身に起こる身体の変化を楽しんでいた。
1) 生活リズムの中で行動し、宿泊はホテルを優先した。
2) 移動先に宿泊施設がない場合は、駅やバス亭での仮眠となるが
2日連続とならないように調整
3) 食事に関しては地元のお店を活用し、コンビニ利用に関しては2次的なものとした。
大切なことは、以下の2点である
生活のリズムで行動する事
身体的変化が訪れた時にリセットできる事
以下が具体的な宿泊場所
1日目:オーバーナイト 11日目:野宿 藤木駅
2日目:ホテル 秋田市内 12日目:応援者宅
3日目:ホテル 酒田市内 13日目:野宿 道の駅
4日目:ホテル 村上市内 14日目:ホテル 鳥取市内
5日目:オーバーナイト 15日目:野宿 仁万駅
6日目:ホテル 上越市内 16日目:ホテル 松江市内
7日目:オーバーナイト 17日目:野宿 鎌取駅
8日目:ホテル 高岡市内 18日目:ネットカフェ 山口市内
9日目:ホテル 鯖江市内
10日目:ネットカフェ 小松市内