ここでの超長距離レースは、500km以上のロードを中心とし、
自分で必要な備品を背負って走るフットレースとします。
私が主戦場としている「第17回川の道フットレース514km」のスタートは、4月30日(土)9:00です。
3週間前から実施することは、次の3点です。(これ以外にも想定内・外の事が起こります)
① 練習量は落としても、質は落とし過ぎない (本数や距離、主観的な感覚で調整します)
② 身体の根底にある疲労を除去する
③ 地図の確認、持ち物の確認そして大まかな行動計画を練り直す。
それぞれを解説していきます。
① 週2回のポイント練習は、10日前まで継続します。
但し、設定スピードは主観的な感覚を重視し、気持ち良く走ることとします。
感覚を重視し、本数を減らしたり、距離を短くしたりします。
完全休養日を5日前から実施し、レースへの思いを高めていきます。
② この期間は、走力の向上は無理なので、コンディションを高めていくことを心がけます。
もちろんつまらないケガは、避けなればなりません。
20日前からは、睡眠時間を積極的に増やします。→ 無料で出来る最高のコンディショニングです。
③ 届いた地図を確認しながら、行動計画の確認をします。
76kmまでの河川敷の暑さ・雨への対応、吹上から両神までのオーバーナイト、両神から小諸までの2つの峠・2晩目、
小諸から旧三箇までの寒暖差、最後は身体の拒絶など 様々なことが起こります。
何が起こるかわからないのが514kmレースです。
100km走や24時間走の日本代表も簡単にはゴールが出来ないのです。
試行錯誤・自問自答の繰り返しです。
⇒ 私の場合は、レース中だけでなく終わった瞬間からそれが始まっています。
ゴールへ向かう気持ちが、自分を成長させてくれることでしょう。
※次回は川の道終了後に投稿したいと思います。
( HGR 2022年4月 )