ここでの超長距離レースは、500km以上のロードを中心とし、自分で必要な備品を背負って走るフットレースとします。

 

 250kmレースまでは、身体の歪み・傾きを感じることはありませんでしたが、2018年初めて500kmレースに出場した際は、ゴール後にまっすぐ立っていることが出来ず、鏡を見た時に左側に顕著に歪んでいることに愕然としました。

 

500kmレースを楽しむ上で、

メカニカルストレス この改善が好走につながります。

 

 走りのバランス(姿勢・筋肉バランス等)が左右均等ではなく、250kmまで問題ないが、300kmを超えるとメカニカルストレスが生じ、身体に顕著に歪みや傾きが現れることを勉強しました。

 

2019年:年間通して筋肉バランスを整えレース中に改善の動きを取り入れることで、大幅に  

     改善された。

 

2021年:コロナで延期されたため、日常生活から姿勢・躾・型を見直し、で最後まで安定したフォームが維持できた。

 

 他に以下のようなことが容易に出来ていました。 

   ・小諸や旧三箇小のチェックポイントでも階段利用

   ・ゴール後の着替えも片足で可能

   ・バス亭までの軽いジョグ、新潟駅での階段利用

   ・レース後の練習再開への期間 → 1週間後には5:00/kmペースが可能

 

以下は、上記に3点に関する個人的な考え方

 

1.姿勢: 「姿に勢い」と書きます。日常生活から今の自分に「姿に勢い」はあるか?

      を意識しながら行動。誰もいなくても人から見られていることを意識することで

      精神的に余裕を持つことが出来るようになりました。

 

2.躾: 「身に美しい」と書きます。 歩行・走行動作のフォームやリズムだけでなく日常生活

     から躾(しつけ)を意識し、実践することで身体的に余裕度が生まれました。

 

3.型: 「自分のスタイル」 試行錯誤・自問自答を重ね、500km以上の行動スタイルを確立

     し、調整できる力が整いました。

 

 HGRの理想 『歩くが如く、走る!』 (宮本武蔵 「五輪書」より)

(HGR 2020年4月)