超長距離レースとは、ここでは200km以上のロードを中心としたレースとします。
例えば、毎年5月に開催される「川の道フットレース514km」や「小江戸大江戸230km」などがあり、最近大会数が増えてきています。
一般的に長距離レース(マラソン)では、2つの練習方法があります。
・スタミナ練習
・スピード練習
超長距離レースでは”ロング走の練習”がメインとされがちです。
しかし、70~80%の力加減でフォームとリズムを意識したスピード練習が必要です。
レース中に多いのは、「走る→走れない状態→歩く」という選手です。
私の武器は「計画的な速い歩行」
早い段階から歩行を取り組み、ゴール時に20~30%位の体力が残っているのを目安にする。
私の場合
歩き:上り坂と22時~翌4時
それ以外:走りと歩きの併用
大会での歩行スピードは平均時速6kmぐらい(私の場合)
(ハンガリーで開催される6日間走の優勝者は時速7kmで歩行していると言われています)
速く走るのではなく、速く歩くことが重要
自分の最低スピードを上げるには絶対スピードを高めることが効果的
スタミナ練習だけでは、絶対スピードを高めることは難しいと考えます。
インターバル走を中心とした練習方法は不可欠です。
70~80%の力加減でフォームとリズムを意識して、余裕のある状態の水準を高めることによりレース終盤、多くの選手が落ち込む所で自分は失速することがなくなりました。
(HGR:2021年7月)