社民党は25日午前の常任幹事会で、8機関32人の国会同意人事案に関し、反対の意向を示していた班目(まだらめ)春樹東大大学院教授を原子力安全委員に充てる一部の人事案も含め、衆参両院本会議での採決ですべてに同意する方針を決めた。同党は班目氏については脱原発の観点から反発していたが、平野博文官房長官から「班目氏に社民党からの懸念を除去するよう努めてほしいと伝える」などの回答があったことを受け、賛成することにした。党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は人事案に閣議で署名しており、福島氏と党の対応がねじれるのも避けた。

 重野安正幹事長は常幹後の記者会見で、平野氏から(1)班目氏に懸念除去を要望(2)同意人事について与党と意思疎通を図る仕組み作りを検討する--との回答があったと説明。「我々が異議を申し立てた部分のかなりの部分を官房長官が受け止めた。思いが受け入れられた」と語った。同意人事案は同日午後の衆院本会議、26日には参院本会議で採決され、同意される見通しだ。【西田進一郎】

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 繁殖研究を目的に、神戸市が中国から年1億円で借りている市立王子動物園のジャイアントパンダ2頭のレンタル契約(10年)が、今月末に期限となる。

 交渉で来園から丸10年となる7月までは飼育が続くことになったが、「もっといてほしい」という市民の声を受け、市は中国側に再契約を求めた。延長か打ち切りか。交渉は大詰めを迎えようとしている。

 同園にパンダが登場したのは2000年7月。市の要請に中国政府が応じ、阪神大震災の被災者激励の意味も込めて、雄「コウコウ」(当時3歳)と雌「タンタン」(当時4歳)の10年間の提供を決めた。

 契約延長交渉は、中国・天津市にある市の海外事務所を通じて、中国側の窓口「中国野生動物保護協会」(北京市)との間で月に数回のペースで実施。必要に応じて、同園の石川理園長も中国に行き、動物園側の意向を説明している。

 市幹部によると、中国側は延長を拒否していないが、年1億円というレンタル料と貸し出し期間の条件面で調整が続いている。パンダの寿命は25歳前後で、市はともに14歳となった2頭の繁殖能力低下を念頭に、減額などを求めているという。

 同園では、1999年度約99万人だった入園者数がパンダ人気で、2000年度に約199万人と倍増し、その後も140万~130万人を維持。来園前、約5億~4億円あった赤字も、00年度は1億1600万円に減り、その後も約2億円にとどまっている。


 ただ、繁殖研究は多難が続いた。排卵が年1回しかない上、02年に初代と交代した2代目「コウコウ」(当時6歳)はタンタンとの相性が今一つ。07年に人工授精で初めて受胎したが死産となり、08年に国内20年ぶりに誕生した赤ちゃんは生後3日で死んだ。昨年11月の授精結果はまだ確認できていないという。

 「パンダストリート」と名付けられた地元・JR灘駅前商店街で雑貨店を経営する平井敦子さん(64)は「契約が更新されるかどうか、毎日気をもんでいる。来園者の多くはパンダ目当て。愛着があり、何とか継続してほしい」と期待する。

 石川園長は「何とか今の2頭で繁殖にこぎ着け、赤ちゃんを見てもらいたい」と話している。

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