宮城県石巻市の宮城県水産高栽培漁業類型の生徒7人(3年)が21日、同市寄磯漁港内に産卵期を迎えたナマコを網かごに入れて海底に沈めた。増殖を目指す県内初の採卵試験だ。

 成熟したナマコは6~8月に産卵期を迎え、1個体当たり50万~300万粒の卵を放出。稚ナマコは約3年で出荷サイズに育つ。同校は10月に潜水調査を行い、分布や成長状況を確認する。

 コリコリした食感のナマコは韓国などでは高級食材として好まれ、密漁も多いという。「増殖を成功させて漁場にしたい」と意気込む関係者。見た目は不気味なナマコだが、人気者の素質は十分?【石川忠雄】

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 爪(つめ)は健康のバロメーターといわれる。二枚爪などの爪のトラブルは貧血のほか、内臓疾患など体の病気の兆候であることも多い。普段からこまめに手入れをし、爪の色や形状の変化をチェックすることで健康管理に役立てたい。(小川真由美)

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 ◆鉄分不足は要注意

 日本ネイリスト協会理事で、カネボウトータルビューティアカデミーのネイルカレッジ長、萩原直見さんは「夏はネイルを楽しむ人も多いが、健康な爪が大前提。病気のサインでもあるので侮らないでほしい」と呼びかける。

 爪のトラブルは多岐にわたる。先端の表面が薄くはがれた二枚爪は男女比1対2の割合で女性に多い。このトラブルは貧血の人は要注意だ。爪の生え際から数ミリ内側部分には爪母(そうぼ)細胞(爪を生み出す細胞)がある。この細胞で鉄分が不足すると、二枚爪のほか、スプーンのように爪が反り返る「スプーンネイル」になることもあるという。

 けがなど明らかな外傷がないのに爪の面積が大きく、指先を包むように丸みを帯びるバチ状爪が両手足すべての指に出ている場合は心臓や肺の疾患が原因。正常より薄く弱い人は栄養不良や皮膚の病気、爪が白い人は肝硬変や腎障害などの可能性があるそうだ。

 ゴム手袋の着用などで爪を保護しても、症状が改善しない場合は専門医を受診した方がよい。爪の状態が悪いままネイルをしたり、除光液を使ったりすると、細菌感染で爪が白や緑、黒などに変色するという。一般に内臓疾患が原因の爪のトラブルは疾患が治癒すれば解消されることが多いという。

 ◆ハンドマッサージ 

 トラブル対策として普段からの手入れも大事だ。

 爪を切る際、爪先(先端の白い部分)は0・5ミリくらい残す。肌に含まれる水分が約30%に対し、爪は12~16%と少ない。乾燥しやすいうえ、爪を短く切りすぎると指先に衝撃を受けやすく、乾燥がさらに進んでトラブルの元になる。除光液も使いすぎると水分と油分が失われ、爪が割れやすくなる原因になる。

 二枚爪は雑貨店などで売られている専用の接着剤(ネイルグルー)を爪の割れた部分に塗り、表面を爪やすりで削って整える。ちなみにネイルグルーは洋服やカーペットなど繊維に付着すると約百度に発熱するので注意が必要だ。

 週1回以上のハンドマッサージで血行を良くしたり、ネイルの持ちを良くするトップコートを爪に塗ったりするだけでも爪の保護や乾燥を防ぐのに効果があるそうだ。

 萩原さんは「指先を守る爪を常に良い状態に保つのは体調管理に役立ち、手元も美しくなる。生活に不可欠なケア」とアドバイスする。

 ■「つけ爪」トラブル続発

 国民生活センターには、爪の上に人工爪を被せる「つけ爪」のトラブルが報告されている。トラブルの内容は「つけ爪を付けたら自爪にカビができた」「つけ爪をした2日後から左手が腫れた」「つけ爪を取る溶液で左手の指先から指の間がただれた。内科を受診し、抗生物質を服用」-など。

 同センターでは、(1)化学物質を大量に使うつけ爪は爪への負担が大きい(2)つけ爪用の溶剤はかぶれや引火に注意(3)消毒など施術時の万全な衛生管理(4)サロン選びを慎重に(5)時々、爪を休ませる-ことを指摘している。

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 参院選の沖縄選挙区で、民主、社民の両党県連が統一候補として擁立を模索していた地域政党、沖縄社会大衆党の喜納昌春委員長は10日までに、出馬を断念する意向を固めた。民主党は今後、新たな候補者の擁立を急ぐが、難航は必至だ。
 喜納氏は同日、出馬断念の理由について「わたしは普天間飛行場の県内移設に反対する立場。民主党本部との違いがはっきりした」と述べ、鳩山由紀夫首相が沖縄県で、米軍普天間飛行場の県内移設を表明したことを挙げた。
 前回参院選で、民主、社民、共産3党の各県組織と社大党は、同選挙区に統一候補を擁立して当選させた。民主、社民両県連と社大党は今回、当選後特定の会派に属さないことを条件に、統一候補を擁立することで合意。ただ、民主党本部は、当選後の民主会派入りを求めていた。 

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